もう5月!!
2回目の微生物学授業アンケート回答数は28でした!
変なコメントNo.1は?
よくわかったこと、、、、『157』
???( ;∀;)
いったい何?
意味がわかったあなた!
すごいです(^_-)-☆
省略しすぎ!!
ポジティブな感想もいただきました、、、
①楽しかったです!! あんな小さい微生物が人間の身体を左右することが出来るのが凄いと思いました♪
②グラム染色についての説明がとても分かりやすかったです。症例をあげることによって、1つ1つの出来事に関連づけやすくなっているのだ! 凄いなと感じています。いままで抗体と抗原の違いを知りませんでしたが、今回理解することができ勉強になりました。
理解できなかったこと
『細菌の特性と他の微生物を比較する際、色んなものがごちゃごちゃになった』
もう一度説明しますね!
前回ブログで触れたようにウイルスと細菌はまったく別物です!!
ウイルス粒子には DNA または RNAのどちらかが設計図(遺伝子)として存在し
リボソームがないため侵入した細胞でリボソームを勝手に使って自己の構造物(タンパク質)を合成!
増殖に必要なエネルギーも自分で作れないため
生きた細胞の中でしか増殖できません( ;∀;)
細菌には遺伝子を入れる核はありません → 原核生物
設計図はDNA!
コピーのmRNAを作って小型(70S)のリボソームでタンパク質を合成できます!
だからDNAとRNAの両方をもってるよ(^^)/
エネルギーは自前で作れますが、、、
効率よくエネルギー(ATP)をつくるミトコンドリアはありません( ;∀;)
細菌は細胞の外でも増殖可能です(例外あり)💛
真菌(カビ)
遺伝子(DNA)は核の中に保管 → 真核生物
コピーのmRNAを作って大型(80S)のリボソームでタンパク質を合成できます!
ミトコンドリアで効率よくエネルギーを作ることができ
細胞外で増殖できます💛
表の中の + は ”もってる” って意味
よ~く考えてね( `ー´)ノ
さて今回も質問をいただきました!
Q1. 細菌の中にあるプラスミドのメリットは何なのか気になります
A1. プラスミド!
染色体DNA(ゲノムDNA)と別に菌体内に存在する小さな環状のDNA
上の図(教科書5p)の細菌のなかでみつけてね!
薬剤耐性の遺伝情報を細菌が相互に受け渡すことで
薬剤耐性菌を蔓延させるなど
厄介なしろものですが、、、
遺伝子の運び屋(ベクター)として活用されてます (。◠‿◠。)
プラスミドを利用して遺伝子産物(タンパク質)を細胞につくらせる技術です💛
大腸菌も大活躍!
遺伝子DNA(例えばインスリンの設計図)をヒト細胞から取り出し
人工的な操作を加えプラスミドDNAにはめ込んで大腸菌に戻してあげると
インスリンをせっせと作ってくれます(^_-)-☆
もう少し知りたいひとはYouTubeの動画をみてくださいね(^_-)-☆
おうち生物 27. 遺伝子組換え ~大腸菌とプラスミド~(改訂版) - YouTube