医療現場ではいろいろな診察スキルが求められます!
心臓の聴診や呼吸音の聴診、おなかの診察など
医学部の学生も4年生のときにOSCE(オスキー)で実技評価に合格して
しっかりと『診察のかたち』を身に着けなければなりません(=_=)
神経診察!
診察の中でもなじみの少ない分野!
打鍵器で手や足の腱をうまく叩くと、ピクッと手足が動いたり
目にライトで光を入れ瞳孔の大きさや瞳孔径の変化を観察
したりします
変化を実際目で確認できるため
上達を実感できる分野です!
南大阪病院でも看護師さんを対象とした研修会をやってみましたので
ちょっと振り返ってみます(^o^)
10月29日(早くも10日たちました)
12F病棟のT主任、5F病棟のI主任と一緒に企画して受講生を募集
今回の参加者は1年目から3年目の看護師7名!
まず事前アンケートを記入し、プレテストを回答
診察ベッドが真ん中に置かれた多目的ホールは威圧感があります
T主任が研修目的を解説
『わたしたちなにをやらされるの?』
研修生の緊張が高まります!
シナリオを提示(右片麻痺が生じた高血圧患者さん)
7名で司会者、記録者、ロールプレイの役割を決めて
グループ討議(^o^)
司会者『さあ、どうしましょう?』
Aさん 『応援をよび、先生にも連絡します』
Bさん 『バイタルサインをチェックします』
Cさん 『安全を確保するためベッド上に横になってもらいます』
などなど
活発な意見が飛び出しました
対応の順位付けを話し合い
ロールプレイをしてみると?
さすがに普段病棟で患者さんを看護しているだけあってスムースに対応できました
制限時間をやや超えましたが拍手でロールプレイ終了
みんなで振り返りました
できたことや改善点が具体的に提示され、各自の弱点が把握できました
あとはロールプレイやプレテストにでてきた手技を実際に練習
みんな笑顔を浮かべながらも真剣に取り組んでくれました(^o^)
対光反射の手技もうまくなったかな?
予定通り1時間で研修会を無事終えることができました♡
最後にT主任さんとI主任さんの振り返りをどうぞ!
T主任
看護部年間教育研修の担当メインは、前年度に担当サブを経験し内容を把握して行うことが多いのですが、受講の経験もなくS先生に講師をお願いするのも初めてだったのでとても緊張しました。前年度担当のU主任に色々と教えていただき、また今回サブ担当のI主任は以前に本研修を受講された経験があり、普段から的確で落ち着いている方なので、とても頼りになりました。打ち合わせのときから緊張しすぎていたので、S先生から「楽しくいこう!」と励ましていただき、受講生が楽しく学べるよう意識したのですが…いざ研修が始まり私が話し始めると、受講生の表情に緊張感が…そして、次にS先生が話し始めると、受講生がワクワクした表情にガラッと変わり、楽しい研修をつくる道のりは、まだまだ長いと改めて痛感しました。S先生の研修を受けられた受講生は楽しく学べていたので、本当によかったです。いつか私も、受講生がワクワクできるような楽しく学べる研修を提供できるよう勉強していきます!!
I主任
以前に自分が研修を受けた時の事を思いだしていました。S先生の講義を聞いているうちに、自分も研修を受けている気分になってしまい、進行の手伝いが疎かになってしまっていました。研修を進行する立場でありましたが、S先生の引きこまれる話術に、受講者と同じように嵌ってしまっていました。私は人前で話をする時に、とても緊張するので司会進行などは得意ではありませんが、S先生がいつも言われているように、楽しく学ぶ手伝いができるようになっていきたいと思います。
また協力して楽しい研修会を開催したいと思います。
T主任、I主任、おつかれさまでした(^o^)