以下、H先生のお話です!
4月上旬のとある1日。
研修医5人で「良いプレゼンテーション」について話し合い、まとめ、代表1人が発表する、という機会をいただきました。
私はプレゼンテーションが苦手です。学生の時から、ほとんど人前に立つことなく今に至ってしまいました。
今回も発表者1人、とのことで5分の1の確率。まさか自分がやることにはならないだろう、と高をくくっていました。
「では、話し合いをまとめる司会者と、どんな話し合いになったかを発表する人を1人ずつ決めてください」
どうやって決めるー? えーあみだでいい?
軽ーいノリで司会者と発表者はあみだくじで決めることになりました。
「私、(あみだ)作るわ。じゃあ回すねー」
「(みんなが名前を書いたのち)クジたどりまーす。発表者は……」
・・・・・・私!?
まじかよ。
…まじかよ!
頭の中大パニックでした。自分で作ったあみだくじでまさか自分が当たるとかありますか。
この時の衝撃はたぶん当分忘れません。
この瞬間から頭フル回転でした。発表の構成・流れどうしたらいいの…失敗したらどうしよう、という不安がぐるぐる渦巻きました。