解剖生理IIIの講義スタート!
わたしの担当範囲は内分泌と血液 (。◠‿◠。)
まず内分泌から!
解剖生理IIIの初回授業の午前中に微生物学の試験がありました
『激しい一夜漬け』に取り組んだ生徒にとって
午後しかも昼食後の授業
過酷な状況ですよね(-_-;)
完全に目がうつろだったFさん (°□°;)
ゾンビのように体が揺れてました(; ̄Д ̄)
『早く帰宅してゆっくり寝てね』と思わず声をかけたくなりました
でもその後ろの M岡さんとN野さんのコンビ
なぜか? 元気いっぱい(*_*)
きっと彼女らは2日連続での“オール”体験も平気なことでしょう!
まさに夜勤のある看護師さん向き
バイタリティを感じました
学生さんからいただいた質問に答える前に
微生物学の試験結果についてちょっと触れてみますね!
全体的によくできていましたヽ(´▽`)/
(学校の担任の先生からの正式発表を各自で振り返ってみてね)
残念ながら2000円を納めなければならない人数は!
なんと事前の予想とドンピシャ(°□°;)
再試験㊙情報
出題した30問のうち
全体の正答率が50%から90%
かつ
不合格者の正答率が特に低かった
10問出題!
再試では平常点は加算しません!
またアンケートをきちんと提出したおかげで
合格点をクリアした生徒
3名!
コツコツと地道に努力する大切さ!
2000円、節約できてよかったねぇ(^O^)!
この調子で解剖生理IIIもよろしくね!
では頂いた質問について回答します
Q1.松果体から出るメラトニンですが、もし何らかの要因でメラトニンが不足状態になると人体にはどんな影響があるんですか?
また、青汁にメラトニンの成分が含まれていると聞いたのですが、不足状態は青汁を飲めば解決するという事なのですか?
A1.質問ありがとう。
メラトニンは睡眠のリズムを作り出す大切なホルモンです。
松果体から分泌されると、深部体温の低下をきたし、体が休息しやすい状況をととのえ、眠気を感じるようになり、睡眠を誘発してくれます。
授業中、熟睡している友達をみたときには
”すげぇ、こいつ!メラトニン、半端なく出過ぎ!"
とびっくりしてね!
(たぶん生活の乱れが体内時計を狂わせているんだよ)
メラトニンが不足すると
睡眠時間が短くなったり、途中で目覚めたり睡眠の質が低下します。
高齢になるほどメラトニン分泌が低下するため睡眠時間が短くなります。
年齢によりメラトニン分泌能は変動しますが、武田薬品の以下のHPにわかりやすい図が掲載されていますので興味のある人は確認してみてください。
青汁とメラトニンについて
ネットで検索するといろいろな広告を含んだHPがでてくるねぇ!
売り文句の一例
『ケールを含んだ青汁はメラトニン含量が多くて最高』!
商業的にいろいろ魅力的に感じるようなアピールがされてます!
サプリメントや健康食品の落とし穴は?
人体の吸収、代謝、排泄などの複雑な過程を簡略化して
『多く摂取すればきっと効果がある(はず)』(°□°;)
と単純化して信じてしまうことにあります!
特定の食品を大量に摂取したからといって
ホルモン濃度が、人間の標的臓器(細胞)レベルで大きな影響を受ける可能性は科学的に証明されていません。
もちろん
お金に余裕がある人が、
青汁が大好きならば
効果を信じてトライされることは、その人の自由です!
”おいしい話” はよく吟味して判断しましょう!!