日本人の死因の1位 ”癌(がん)”!
病理検査は癌の診断・治療に不可欠!
患者さんは、CT検査、内視鏡検査などいろいろな検査を受けて”胃がん”、”肺がん”など病名診断をうけて、それぞれのガイドラインに従った治療をうけます
でも ”がん” であることが分かっても、どこから発生したか把握できない場合もあります(~_~;)
原発不明癌!
残念ながら患者さんがお亡くなりになった場合、家族や本人の同意をいただければ
病理解剖で”原発不明癌”の原因検索を行うことになります (^_^;)
病理の先生と各診療科の先生方は、病理解剖の結果をもとに亡くなられた患者さんの診断や治療について客観的に振り返り、討議する機会をもち、さらなる医学の進歩への貢献をめざします (^^)/
その場が
CPC(臨床病理カンファレンス)!
9月に行われたCPCで研修医のK先生がその経過を振り返ってくれました
どうもありがとう!
以下K先生のお話です
7月某日
3Fフロアの奥にある病理検査室へ研修センターのS先生と一緒に伺いました
ドアをノックすると
”どうぞ” 病理のKo先生が顕微鏡の前に座っておられました (*_*)
”研修医のKです。今度のCPCを担当させていただきます”
いくぶん緊張しながらご挨拶しました!
Ko先生から担当患者さんについて”神経内分泌腫瘍”との概略をお聞きしました
”難しいよ” と一言
”まずこれ読んでみて”と渡された分厚い病理の教科書(WHO分類)!
カラフルな染色されたがん細胞の図、細かい字の表が英語でずらーっと並んでいます
思わず『まじで?』と頭の中に心の声が響きました (; ̄Д ̄)
電子辞書調達しなあかん。
こんな長い英語、久々やからちゃんと訳せるか、不安だわ。
んー、国試前に学んだ知識を思い起こしてみます
粘膜下腫瘍、カルチノイドとか、膵内分泌腫瘍とかざっくりと頭に浮かんできましたが、実際にどんな疾患かは私にとって未知すぎる。。(-_-;)
教育研修センターのS先生から、9月の発表までにどんな準備をしてゆけばいいのかアドバイスをいただきました (*_*)
患者さんの治療経過を自分なりに1週間でまとめることに!
与えられた期間は約2ヶ月。
できるかな〜(・_・;)
以下次回に続きます