お菓子天国!研修医室!

研修医の先生方の日常の"ゆるーい"おはなしです!

 

 本年度の研修医も3月末まであと4か月を残すのみ!

みんな、いろんな診療科をまわって医師としての経験値がかなりあがってきました (^^)/

 

先生方や看護師さんから、可愛がっていただいています (。◠‿◠。)

 

救急外来H主任も、研修医にはとてもフレンドリーに接してくれるそうです!

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N先生 ”今日、当直させてもらいます、よろしくお願いします”

H主任(ニヤッ) ”先生は当直、駄目です!”

N先生 ”えー、なんでですか?”

H主任 ”N先生は、一生、駄目です!!!”

 いじられながらも、N先生が点滴を失敗したときには、すかさず助っ人

を務めてくれるそうです!

ご指導ありがとうございます!

 

さて指導医、上級医の先生方が、休暇後にリフレッシュして病院に現れるとき

みなさん、 ”ブツ” を抱えて研修医室のドアをノック!

 

”これ、旅行のお土産! みんなで食べて!”

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”家族でTDLに行ってきた! みんなで好きなん選んで!” 

(どさっと可愛いメモとペンを人数分置いて行かれました)

 

”中米のラム酒のはいったチョコだよ!疲れたときに食べてな!でもこんなん食べてるのS先生*(*わたしのことだよ)に見つかったら怒られるかな?”

(御相伴させていただきました!消内T先生、ありがとうございました!)

さすがにおいは強烈だったよ!

 

みんな、優しいぜ!

 

研修医同志でも、週末のちょっとした小旅行、夏季休暇のあと、センスのいい、名産品やおいしいクッキーなどがあふれます!

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ジャンクフードを愛する研修医N先生

最近は”つなぎもの”のコレクションが増殖中!

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院内のコンビニでこそっとお菓子を買って帰ってくると、外科のK先生と遭遇!

”うれしそうに!また、なんか体に悪いもんもってるやろ?”

尋問されるそうです(^_^;)

 

ばれてます ^_^;

 

内科のN川先生も大のアイスクリームフリーク(だそうです)!

研修医のN先生は、いつもアイスクリームを買ってもらって、研修医室で一緒にアイスを味わいながら女子トーク!

盛り上がっています!

 

料理上手のA先生はフットワークが軽い!

先日のハロウイーンのときにはおいしい焼き菓子を焼いて、研修医のみんなや世話になっている先生方、看護師さんに配ってくれました。

 

”えー、先生が焼いたの?うまい!”

と称賛の言葉がとびかっていたなぁ!

 

いよいよ12月になり、クリスマス、お正月など

ビッグイベントが目白押し (^▽^)/

しかもひっきりなしの忘年会のお誘いがいろいろな診療科、病棟から!

 

アルコール摂取も増加 

肝臓強化月間!

 

お菓子の食べすぎやお酒の飲みすぎに注意!

無事、年末年始を乗り切ってね!

 

 

 

 

 

 

 

 

院外心停止からみごと社会復帰!ママさん看護師大活躍! (4)

いよいよ最終パートに突入! 

想定を超える傷病者の激しい体動にチームワークでのりきったママさんチーム! 

振り返り完結編です!

 

現場に到着した救急隊員さんに今までの経過を報告しました(^_^;)

「あとはよろしくお願いします」

この時の安堵感は、何とも言えませんでした!

汗かいて、のどはカラカラ、もう体力を使い果たした感じ!

 

みんなで顔を見合せ「よかったなぁ」と心から思いました。

お疲れ様でした!!!

 

ぐったりしました…。

長女と再会した際

「お疲れ~。お母さん、すごかった!かっこよかった!」

と言ってくれて、すごくうれしかった!

 

おっちゃんが倒れた瞬間を目撃した長女は、私たち救助班の行動の一部始終を見ていました。

 思わず手を合わせて祈り、なぜか勝手に涙が流れてきたそうです!

突然目の前で人命救助が始まったら、びっくりして当たり前。

 

あまりにも強すぎる衝撃!

「テレビの世界やった」

生後3か月の赤ちゃんを抱っこひもで抱えた長女の

勇気ある第一声こそがファインプレーだったのかな?

 

帰宅後も幾度となくあの光景が鮮明に浮かび、いろいろなことを考えました!

アドレナリンが出ている状態が続き、その日はあまり眠れませんでした(~_~;)

 

翌日救急隊から連絡をいただきました!

○○さんは、意識レベルもバイタルも安定したまま△△病院に搬送後、急性心筋梗塞と診断され、同日カテーテル治療ではなく冠状動脈バイパス手術を受けたそうです。このまま社会復帰できる確率が高いのではないかと教えていただきました!

 

鳥肌が立ちました!

すごくうれしかった (^^)/

 

11月7日、住之江消防署から一人ずつ感謝状をいただきました!

表彰式の際に、○○さんは術後11日目に自宅へ軽快退院されたと聞きました。

本当にうれしかった。

15時13分 119通報

15時18分 救急隊現場到着

通報から5分で救急隊は到着したことを知り、15時15分のAEDによる電気ショック実施はとても早かったと改めて思った。

奇跡的な偶然が重なり、ひとりの命を救うことができ、ほんとによかった!

 

そして、この日はなんと○歳の私の誕生日でした!! 

人命救助の記念すべき バースデイ!!

人が倒れて意識なく人命救助が必要な場面に遭遇するなんて、人生の中でそうそうあることではない。そんな貴重な経験ができて、とてもよかった!

それに、同じ職場で顔を知っている看護師が集まった救助活動は本当に心強く、ひとりでは、あんなに動けなかったと痛感!

 

後日、病院長から院長賞($)をいただきました (。◠‿◠。)

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あの奇跡的な救助活動

おっちゃんが倒れてから救急車到着までは時間にして7分以内の出来事!

 

倒れた瞬間を長女が見てたこと!

倒れた場所が学校でAEDがあったこと!

偶然、南大阪病院の看護師が4人も近くにいたこと!

学校の先生たちも毎年AEDの講習を受けておられたこと!

学校職員やPTAの方々も協力して、救助活動しやすい環境を作ってくださったこと!

最高のチームワークの救助班でした。

 

おっちゃんの運がよかったんや!! 

 これしかない。

 

 倒れてからの180秒が患者の予後を左右すること。

心停止から1分経過するごと、救命率が10%下がること。

それを痛感した数分間の出来事でした!

 

Nさん

お誕生日に遭遇したすごいエピソードをご披露いただきありがとうございました!

 

 

院外心停止からみごと社会復帰!ママさん看護師大活躍! (3)

*現場の対応をリアルにお伝えするため、傷病者を”おっちゃん”と表記しています。
(ではNさんの振り返り、前回からの続きです。反応がでて喜んだNさん、でも.....)

 

「胸、あがってるわ!」 呼吸再開を確認。

 

「次は回復体位」と思ったとき!

"おっちゃん"が開眼しすごい形相で、こっちをにらみつけています!

手足を激しくバタつかせ、動きは段々と勢いを増してきました!

右腕の血圧計は強い手の動きで引きずられたためはずしました (・_・;)

「危ない! 大丈夫ですよ!」

こちらの言うことは、まったく通じません(~_~;)

次は体を起こそうとする動きも出現!

 

”おっちゃん”の力は強くAED本体が持ち上がるくらい激しく動き続けます!

AED電源を切らず、パットも貼ったまま救急隊に引き継ぐことが原則です。

でもこのままでは危険だと判断し、仕方なくパットをはがしました!

 

突然、”おっちゃん”が右手で私に殴りかかってきて、右顎にボッコと一発!

「痛!」

舌の奥を噛んでしまいました  (; ̄Д ̄)

(強いパンチで不意打ちされ、あごも舌も結構、痛かったよ)

本当は、自分で身を守らなければならなかったのに.......

あとあと反省!

 

U主任は右足でお腹を蹴られ、保健室の先生も叩かれた様子です。

今度は、頭を上下に動かし、床に打ち付けるような危険な行動が出現!

 

「毛布か何かないかなぁ?」頭にケガさせてはいけないわ

 

救助活動を見ていた次女の同級生のお父さんが、頭を保護できる布の敷物をたたんで差し出してくれ、この間、M看護師がしっかりと頭部を支え続けてくれました (^_^;)

 

暴れる”おっちゃん”の手足をみんなで押さえながら情報収集を開始!!

この”おっちゃん”の名前がわかるものはないか?

”おっちゃん”のことを知っている人はいないか?

”おっちゃんはいったい誰や?”

 

 

左側の遠くの方に飛んでいた”おっちゃん”の携帯電話を発見 (*_*)

その時です!

同じ制服を着た警備員の同僚が駆け寄って来てくれました (^^)/

「○○さん」 名前判明!

「○○さん、○○さん」 呼びかけに反応!

同僚の顔を見て、落ち着いたのか動きが止まりました!

 

”おっちゃん”に「お名前は?」と呼びかけると「○○」と小さい声!

「生年月日は?」年」と返事あり、でも月日は聞き取れず。

 

ふと周りを見渡すと!

玄関ホールにはたくさんの長イスが並んでいたのに、PTAの方や学校職員の協力でイスはきれいに片づけられ、保護者も少し離れたところに立っていました。

 

私たち救助班だけ!

この瞬間心から願いました「救急隊、早く来て!」

(ここで、これ以上できることはないわ!)

 

 

”ピーポーピーポーピーポー” 

心強いサイレンの音が接近!

救急隊到着!

 

次回、傷病者の転帰をふくめ救助行動全体を総括していただきます!

お楽しみに!

 

 

院外心停止からみごと社会復帰!ママさん看護師大活躍! (2)

*現場の対応をリアルにお伝えするため、傷病者を”おっちゃん”と表記しています。

(ではNさんの振り返り、前回からの続きです。)

 

 すぐに玄関ホールへ行きました!

3人掛けの長椅子にうつ伏せに倒れ、腰から足までダラッと床に垂れた状態の男性の姿が目に飛び込んできました。

 

私は頭と肩を支えながら上半身を持ち、O看護師が下半身を保持!

高さ50~60㎝くらいの椅子から、頭を打たないように、落とさないよう慎重に仰向けに戻しながら床に寝かせました!

 

「わかりますか?大丈夫ですか?」 

体を叩いても反応なし ^_^;

警備員らしき制服のシャツのボタンを外し、ベルトを緩め、衣服の前を開くとシャツは汗でじっとりしていた。

 「倒れてから1分以内に表向きになって、服脱がされてた」あとから長女が教えてくれました (^^)/

 

BLS開始!

呼びかけても反応(意識、合目的な動き)なし。

息もしてない。

顔色は、土気色?チアノーゼ?

頸動脈は、触れません!

 

保健室の女性教諭がまず血圧計を持って到着!

すかさずAED持ってきましょうか」と問いかけてくれました!

「お願いします!!」

 

その時「私、看護師です」と頼もしい声が。

U主任でした (*_*)

一緒にM看護師も駆け寄ってきてくれました。

 (たまたま玄関ホール近くで話をしていた2人は、突然できた人だかりの間から倒れている人の足が見えたので名乗りをあげてくれたそうです)

 私たちが”おっちゃん”を仰向けにしてからU主任とM看護師の到着まで一瞬だったと思います。

 

傷病者の様子から「あかん、心マしよか?」とM看護師が提案。

すかさずU主任が胸骨圧迫を開始!

1・2・3・4・5・6・7・8・9・10・・・・・。

M看護師「救急車は?」 

「もう呼んでます」

 

AED届くまでの間、”おっちゃん”の口がカクカクと変な動きをみせました

これはひょっとして研修のビデオで見た「死戦期呼吸かな 」

と心の中で思いました。

 

その時、AEDが届きました。

学校の男性教諭も救助班に加わってAEDの準備を開始

私がパットを貼ろうとすると…おや?①のパッドがない!!

「あれ?②のパッドしかない」おもわず口走っちゃいました!

 

落ち着いて、裏を返すと①のパッドを発見!

(一枚の台紙の裏表に①と②のパッドが付着)

 

「右鎖骨①、左胸②」と声に出しながら、急いでパッドを貼りました

 

パッドを貼り終わると

「ショックが必要です。体から離れて下さい。」

の音声メッセージが流れました!

”おっちゃん”のベルトの金属部分が肌に触れていないことを確認。

 

4人の看護師・保健室の女性教諭・男性教諭、みんな手を挙げ離れています。

 

「自分よし・あなたよし・まわりよし」と心の中で確認しながら、誰も傷病者に触れていない状況で男性教諭がスイッチを押しました!

 

「時間、みて~」(本能的に叫んでいました)

M看護師「15時15分」「何か書くもんないかな?」と応じてくれました

直ちにU主任が胸骨圧迫を再開

1・2・3・4・5…。

胸骨圧迫を交代しようとした、そのとき!

”おっちゃん”が少し動き始めました (^O^)!

おお、反応がある!

 

(次回に続きます、予想外の展開にびっくり、お楽しみに!)

院外心停止からみごと社会復帰!ママさん看護師大活躍! (1)

とてもうれしいお話です!

 

南大阪病院のママさん看護師さん4名が、小学校で発生した心停止の傷病者に迅速な処置を実施し、傷病者は見事社会復帰

 あっぱれ!

 

 住之江消防署長さんから表彰状をいただきました

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大阪市消防局HPにも掲載!!

大阪市 住之江消防署 市民表彰~AEDで社会復帰!!~

 

南大阪病院ではICLSコースを5年、職員に対するBLSコースは10年以上開催してきました。

受講した職員が立派な成果を挙げていただいて、コース開催のモチベーションも上がります!

 

急変を告げる叫び声に、first responderとして対応したのはNさん

当院救急外来に勤務されています!

第4回の南大阪病院ICLSコースを受講され、日頃から研鑽を積んでこられました!

 

Nさんの文章からはリアルな現場の緊迫感が伝わってきます!

では、勇気をだしてみごとに対応されたNさんの振り返りをどうぞ!

 

(以下Nさんの振り返りです)

「おかあさ~ん! おっちゃん倒れた~」と、23歳の長女の声が鳴り響く

 その日、10月2日(日)

小学生の次女の最後の運動会!

心配していたお天気も回復し、暑いほどの日差しの元、予定通りにプログラムが進行!

我が子の小学校の運動会を見に行くのも、一生のうちで最後になるなと思い、子供の成長はうれしいけどやっぱりさみしいな~と感じていました!

今年は、全国で事故が多発していることから、6年生の見せどころの「組み体」が安全面を考慮し実施しない方針となっちゃいました(~_~;)

代わりに日本体育大学などの大学生がかっこよくやっているあの「集団行動」に挑戦!

難しい実技を見事にやり遂げた子供たちをみたとき、とても感動し涙がこみあげてきました!

 

閉会式も終わり、小学生の次女の帰りを待っていてふと横を見ると、同じクラスのお友達の母のO看護師の姿が!

「いい天気でよかったね」

「日焼けしたね~」

「明日も仕事?」なんて、話を始めたその時、後ろから長女の叫び声が!

思わず「また!」と口にしてしまいました。

昨年も運動会の最中に熱中症で倒れた人がいました。

たまたま近くにいた私が駆け寄り、救急車が出動したことがあったなぁ。

今年もまた・・・。

しかも昨年と同じ玄関ホール!

 

長女は、みんなの休憩場所になっている玄関ホールの長イスに座ろうとしたとき、なぜか ある おっちゃん の様子が気になったそうです (-_-;)

「顔色悪いな」

「警備の人、ここに座ってていいんかな?」

と思いつつ、おっちゃんの前のイスに座ったその数十秒後!!

おっちゃんがバタッと左横に倒れるのが、長女の視界に!

しばらくしても起き上がる様子がありません!

「やばい!」

長女は思わず立ちあがって前へ進むと、話し込む私たちの姿が!

「お母さ~ん!おっちゃん、倒れた~」

 

(以下次回に続きます)

 

 

 

 

すごいぞ!ライフセーバー(日本蘇生学会 第35回大会) 

久留米で開催された日本蘇生学会 第35回大会に参加しました!
大阪から新幹線で乗り換えなしで3時間以内!

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 九州も近くなったなぁ!

 

学会場は市内のまんなかに新しく建設された久留米シティプラザ

立派なホールにびっくりです!

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主催された牛島 学会長(久留米大学麻酔科)のお話では、
 豚骨ラーメン発祥の地!
 焼き鳥がうまい! 
 日本酒の蔵元が多い!

学会1日目の夕方の会員懇親会では久留米のグルメを堪能 (^▽^)/

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学術的にも興味深い特別講演を拝聴しました!  

“細胞”を集めて団子にして、”剣山“のようなミクロの針に串刺しにする技術を開発

さらにバイ3Dプリンタ技術を用い、細胞”団子”を三次元的に配列し、”軟骨塊”、“管腔状の血管“を作成

いろいろな疾患の治療に応用しようと全国の医療施設とぞくぞくと連携中!

佐賀大学 臓器再生医工学 中山教授 すごい!)

医学の最先端はすごいことになっていました!

 

JRC蘇生ガイドライン2015普及と教育の現状(シンポジウム1)では

学校現場、日本赤十字社、消防機関、ICLS、AHA、PCASケアトレーニングなどの蘇生教育の現状が紹介されました!

AHAのBLSコースでもスキルに加え

チームダイナミクスを活用するため デブリーフィング*を採用とのこと!*前々回のブログを参照してね

 

さて、 学会最終日のポスターセッション11でコメンテーターを仰せつかっていました!

 セッション開始の15分前

ポスター会場でポスター内容を確認していると

“よろしいでしょうか?”とハキハキとした女性の声が!
最終演題の発表者の谷川さんでした

 

国士舘大学大学院救急システム研究科に所属

彼女自身もライフセーバー

 

丁寧に名刺も頂戴して”よろしくお願いします”とご挨拶いただきました

すごく礼儀正しく、まさに ”体育会系女子” !!

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彼女の発表は

ライフセーバーによる気道確保能力とキャリー短縮の評価 でした!

 

ライフセーバーとは?

心停止を早期に認識するために重要な死戦期呼吸!

オーストラリアの海岸で撮影された救助ビデオがyoutubeにアップされています!

 

'Taka' Back From Dead! | Bondi Rescue

 www.youtube.com

水に浮かんだ状態では、CPRは実施できません (^_^;)

傷病者を沖合から浜まで曳航する必要があり、”キャリー”と呼称!

 

谷川さんはノートパソコンを片手で保持しながら発表を開始!

   ”まさか、発表原稿? なんで印刷していないのかな?”

  ”すげぇー、前腕の筋トレをしながらの発表?”

  ”指導教官からの指令か?さすが体育会系?”

      心の中で次々と疑問が沸き上がります!

 

谷川さん ”では、キャリーの実際の動画を見ていただきます

 なーんだ、紙代の節約や筋トレしていたのではなかったんだ!(^_^;)

 

動画が始まりました

プールでマネキンにボディースーツを着せ傷病者にみたて(重量40㎏)

片手でマネキンの頭部を保持し、

もう一方の手でクロールして泳いでいます!

自分なら、ひとかきもできず傷病者と一緒に水の底に沈んでしまいそう(-_-;)

 

すごい身体能力!

ライフセーバーすごいなぁ!

 

キャリーの能力は”胸囲”と相関があったそうです!

若者パワーに脱帽!!

 

みなさん!

海水浴は、ライフセーバーが活動している浜で楽しみましょう!

 

 

 

 

看護学生タスクフォース、大活躍!

11月6日 朝から曇り空 (・_・;)

南大阪病院(住之江)ICLSコースを開催しました!

 

今回は節目の10回目です!

この5年間、大阪市消防局の救急救命士さん、他院のベテラン看護師さん、看護学校、看護大学の先生方、などなど、多数の外部インストの方々にご参加いただきました!

 ご指導、ご協力、ありがとうございました  (^O^)!

 

10回に渡り南大阪看護専門学校で開催してきました!

 

教室や講堂を使わせていただくため

スペース的にはゆったりして余裕があります

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広い講堂は走り回っても大丈夫ですが、声がこだますのが難点(-_-;)

 

うれしいことに看護学生の有志が、 

”タスク(フォース)” として応援してくれます(^^)/

 

*タスクフォースとは?
タスクフォース - Wikipedia より引用

タスクフォース(task force)とは、軍隊で、任務(タスク)のために編成された部隊のこと。これから一般化して、軍隊に限らず、具体的な特定の目的のために一時的に編成される部局や組織のこと。タスクあるいはTFと略すこともある。

 

インストラクターが指導に専念するために、

会場の設営、機材の準備や撤収作業をスムースにこなして

縁の下で手助けする”タスク(フォース)”の下支えが必須です!

 

今回も南大阪看護専門学校2年生3人、1年生3人、先生1人が駆けつけてくれました

また除細動器などの機材管理を担当する臨床工学士さんも参上!

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(”縁の下の力持ち”のタスクフォース集合写真です)

 

タスクの学生たちは、仕事の手の空いたときは指導ブースで見学!

先輩の看護師受講生が取り組むシナリオ進行を食い入るように見つめています!

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特に1年生にとってはまだ習っていない難しい内容 ^_^;

 

目の前でなじみのない医療機器が飛びかいます!

 ACLS大阪のテキストを眺めても、わからないことばかり(~_~;)

テキストを指さしながら、横に座っている私に質問の嵐が!

 

”ECGってなんのことですか?”

”先生!再灌流療法ってなんですか?”

”DNARって何ですか?”

 

いつも教室で接する彼女たちとは、目の輝きが違っていました!

 

受講生の先輩看護師さんたちがシナリオを重ねるごとに

”いいチーム”に成長してゆく姿を

しっかりと見つめていました!

 

学びのすばらしさが体感できればいいな! 

と心から願っちゃいました!

 

休憩時間は、ジュースやお菓子でしっかりとエネルギー補給!

お菓子を食べすぎて、懇親会前にすでにおなかがはちきれそう

2年生の先輩たちから1年生に学校生活を乗り切るための具体的なアドバイスが飛び交っていました!

 

タスク参加のみんな! ありがとう! 

いい看護師をめざして勉強、実習がんばってね!

 

今後もタスク応援よろしくお願いします!

(彼女たちの振り返りが届きましたら掲載しますのでお楽しみに!)