南大阪看護専門学校での平成28年度授業がすべておわりました (*_*)
長い道のりだったよ、ふうー!
最終回の授業アンケートコメントを紹介!
1年間お忙しい中、私たち看護学生に分かりやすく丁寧に教えて下さり有難うございました!(^^)/
先生の熱心で熱く、とても工夫のされた元気で楽しい授業が大好きでした!☆
先生の授業から、私たちに分かりやすく教えようという気持ちがとても伝わってきて嬉しかったです!!
先生も疲れていると思うので、体を壊さないように時には気を抜いてゆっくりしてくださいね(>_<)
また、実習中や1年生の授業の時に、会った際は声をかけさせていただきますね!(^^)/
うわっ!いたわられちゃったよ!
よしさっそく、気を抜いて、ゆっくりしちゃうぞ!
きっと敬老精神のあふれた優しい看護師さんになれるよ!
授業アンケートでたくさんの質問がよせられました
疑問を持つことは次の飛躍につながるよ ヽ(´▽`)/
では解説、いってみよう!
Q.1 友達にアメフト部の子がいて、脳しんとうになったことがあるとゆっていて、そのこの友達もみんな脳しんとうになったことあるとゆっているのですが、何回も脳しんとうになるとやっぱり危険ですか??
(注:大阪の女の子だねぇ、ゆって➡言って)
A.1 最近はスポーツ外傷で脳震盪の危険性が叫ばれてます。
30年前
ラグビーの試合でタックルされグラウンドに倒れこんだ選手がTV画面でアップ
うわっ、脳震盪や!
レフリーが手を挙げると
薬缶(やかん)をもったおっちゃんが走りよってきて
倒れている選手の頭に水をぶっかけます (*_*)
あら不思議!
選手が起き上がって走り出す光景を目にしました!
アナウンサーは 『魔法の水』は効果がありますねぇ と実況!
すごいぞ!魔法(薬缶)の水!
今では考えられません (°□°;)
(どこが魔法やねん、単なる水やんけ!)
比較的短期間(多くは1週間以内)に脳振盪を反復して受傷すると
命に関わるような脳のむくみ(脳浮腫)を生じることがあります。
もっといろいろ詳しく知りたいひとは
http://www.rinspo.jp/pdf/Protect_Your_Brain_2.pdf
読んでみてね!
よくまとまっているよ (。◠‿◠。)
脳震盪後のスポーツ復帰にはきちんとしたプロトコールが提示されてます!
提言p29をみてね!
Q.2 以前、ニュースで幼児の体を揺らした結果死に至ったという事件があったと聞きました。それは急性硬膜下血腫で死に至ったのでしょうか?
講義で先生が想像させやすくするために言ってくれた弁当箱の中に豆腐を入れて振ってグシャグシャにしている感じ、と同じことを親がしている事になってしまいます。そして治療もせずに幼児を放っておいたことになります。事故ならまだしも、このニュースはとても悲しく感じます。
A.2 乳幼児揺さぶられ症候群 Shaken Baby Syndrome
泣き止まないこどもを思わず激しくゆさぶってしまうこと!
育児に潜む危険でもあり、中には虐待の疑いがかくれている例もあります
頭蓋骨骨折など外表所見がなくても死亡や重い後遺症が残ります
質問いただいたその機序は諸説あり
1)脳と硬膜をつなぐ血管が切れて硬膜下血腫が生じる
2)脳幹部の神経線維が切れて呼吸が止まる
3)脳が頭蓋骨に衝突して脳挫傷が生じる
機序を解説したビデオがYou tubeにアップされています
乳幼児揺さぶられ症候群 - 東京工業大学准教授 宮崎祐介さん - YouTube
是非みてください!
次回も質問の続きを取り上げます (^O^)!