ファシリテーションに挑戦!ICLS指導者ワークショップ その3

ワークショップ後半の最大の難関(^_^;)

 

ブリーフィング(事前の打ち合わせ、作戦会議)

デブリーフィング(実施後の振り返り)

 

皆さん、職場や学校でさまざまな研修会に参加された経験がおありですよね?

 

『目からうろこ』 の体験ができたとき 

『よし次はもっとがんばろう』

とポジティブに学びを振り返ることができますよね (^O^)!

 

ファシリテーター

学習者にさりげなくこの『気づき』を提供するため必要な存在

 

まず参加者に、いままでブリーフィング、デブリーフィングでの指導を担当して感じた悩みを具体的に列挙していただきました

 スムースな進行がむつかしい

つい答えを言ってしまう

場の空気をほぐせない

どこまで受講生の議論にまかせるか(介入のタイミング)がわからない

学習者の意欲に差があった場合にとまどう

 

指導する側もたいへんだよ(~_~;)

 

指導者としていかに振舞って受講生自らに問題点、解決策に気づいてもらえるか?

楽しい雰囲気でグループ討議を盛り上げる にはどうすればいいか?

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実際に8人のWS参加者がファシリテーター役2名、受講生役6名に分かれ、役割を交代しながら『ICLSコースで電気ショックを行うシナリオ』での実践にチャレンジ!

 

 

3時間近い長丁場!!

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参加者8名は休憩もそこそこに熱い議論を続けました!

最後のセッションではすばらしいファシリテーターぶりを披露!

(M主任すばらしかったよ (^^)/)

 

見守っていた指導側の3人もとても満足 (。◠‿◠。)

枚方から御参加いただいM谷さんから振り返りの文書をいただいたので引用しますね。

 

今回ワークショップに参加して今までのICLSのインストラクターの概念が変わった気がします。今までは受講者に対して指導・実技をして満足していたのが、実際は指導・実技はもちろん受講生にいかに気がついてもらうかということが大切だということに気がつけました。

ワークショップ具体的目標全てを理解できたかは微妙ですが、そこはこれから熟知していければと思います。

 

一番苦手だったブリーフィング・デブリーフィングのコツとしては

・振り返りの板書をインスト側でしてあげる。

・理解してほしいことは繰り返す。

といったことをしながら

GAS法(Gather:情報を集める、Analysis:情報を分析する、Summary:次に活かす)を用い、受講生ができるのであれば受講生に任せてブリ、デブリを進め、できないようであればファシリテーターが介入するというスタンスがコツということがわかったことが自分にとってよかったと思います。

振り返りになっているかわかりませんが、S先生をはじめ今回指導してくださった方々ありがとうございました。

 

M谷さん、簡潔な振り返りをお送りいただきどうもありがとうございました

 

機材の後片付け、全体の振り返りを終え、参加(受講)証をお渡ししました!

最後に記念写真!

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しんどかったけどとても有意義な1日でした

 

11月6日に第10回南大阪病院(住之江)ICLSコースを開催

 

今回学んだことを元に受講生を見守っていきましょう!