1年目の研修期間も折り返しの10月を迎えました!
みんな半年でメキメキと力をつけ、一回り大きくなりました*
(注*医師としてだよ)
将来が楽しみだねぇ (^^)/
症例カンファレンスで”臨床推論”に取り組み切磋琢磨する場をA先生が振り返ってくれました
(以下A先生のお話です)
こんにちは。
最近知らぬ間に研修医のなかで、
「(病院の)検食係」に任命されつつある研修医Aです(笑)
病院のお食事、ほんとにおいしいですよ!
栄養・カロリーなんかもよく考えられたうえで、チラシずしや酢豚なんかも出して頂けるんですから最高ですよね。
いつもおいしい病院食作ってくださってありがとうございます!
さてさて、話は変わりまして、
月2回土曜日に私が楽しみにしている時間。
それは…ケースカンファレンス!
南大阪病院のジェネラリストS先生が、実際の外来での症例をNHKのドクターGの番組のように、提示してくださって、私たち研修医がズバッとあてる!
・・・なんてうまくいった試しはなかなかありません(笑)
あーでもない、こーでもないとみんなで議論を交わし、診断にまでなんとか近づく過程に最近私はハマっています。
本当に勉強になる、内容の濃い勉強会です。
南大阪病院での研修の魅力の一つでもあります!
研修病院で迷われている市大のたすきがけの方は是非!
(笑)(宣伝)
今回の症例は、発熱と発疹。
みなさんも思いつく病名はありますでしょうか?
実は今回の正解は、ちょうど最近話題になったあの疾患でした。
麻疹(今回は正確には修飾麻疹)!
S先生の症例はいつも一ひねり、二ひねりあって工夫されています。
「昔に、麻疹の予防接種したって言ってたやーん!」
と思わず心の中で叫んでしまいそうになりましたが、実際の医療の現場もストレートに答えにまで到達できないことがほとんどです。
こんなに有名で、今話題の病気なのに…。
今回のケースカンファレンスでも、自信をもって「診断」することの難しさを改めて実感しました。
実際の医療現場で、自分の疑った病気を一言口走っただけで患者さんがトラウマになってしまうかもしれないですし、逆にしっかりとした説明と一緒に、「だからこの薬はよく効くんだよ~」一言添えることですっかり身体も心も元気になることもよくあります。
今や”グーグル先生”がいつでも患者さんの隣にいるので、患者さんの方が自分の病気に詳しい部分があったりもするのも現実なんですよね。
だからこそ!検食だけでなく、未熟者なりに、医学の知識や技術の面でも「ハングリー」精神旺盛で、これからも日々の研修に臨みたいと思っています。
今年度も早くも折り返し地点。
内科ローテーション頑張ります!
A先生、振り返りありがとう!
これからも検食を含めどうぞよろしくお願いします。