AI(人工知能)によって医療はどう変わるのか? 日本医学教育学会報告 その(3)

 前回ブログの続きです

(2)患者さんの情報を活用するため医療体制が変化

医師は図のような装備をつけて

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AIとコネクトしたいろんな患者モニタからの情報を処理!

 

まるで宇宙飛行士( ;∀;)

 

(以下、AIが普及した近未来の医療を想像(^^)/)

診察室で医療者が患者さんへ説明するシーン!

 

装着したビデオカメラ

説明を聞く患者さんの表情質問する声を記録!

 

患者さんの表情画像、音声をAIが分析(^^♪

医療者から受けた説明の理解度

そのときの感情

数値化して表示できれば?

 

『説明がどの程度理解できているのか?』

Bの説明について理解度は65%!

医療者の説明のしかたへの不満30%!

 

数値化されたフィードバックを参考に

医療者が

説明内容を工夫し

説明側の表情や口調を変更することで

患者さんの理解度や満足度を高められます(^^♪

 

さらに患者さんの心理状態を正確に読み

喜怒哀楽を判断できると

ラポールが向上

患者さんの行動を予測できる率も上がります

 

『患者さんがCの薬をきちんと飲む確率は30%』

『食事指導に従う確率は75%』

 

 服薬や食事療法のアドヒアランス向上につながるかも?

 

 長年の現場で研鑽をつんだベテラン医療者

提供できる高いレベルのコミュニケーション能力!

 

経験の浅い医療者でも

AIのサポートでGETできるかもしれません(^_-)-☆

 

兵庫医大の高橋先生は

KY医師への福音 

という言葉で説明されていました!

 

 

(3)人のこころを読む仕事はなくならないよ

知識の量

知識の正確さ

AIに勝てません(すでに事実)!

 

前項で将来の医療現場の想像シーンをお示ししましたが

 

実際には現時点で

前頭葉の役割

まだまだAIに置き換えられないそうです!

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AI時代に最後に生き残れるのは

人の気持ちが理解できる人!

 

医療者はハートで勝負すべき(^_-)-☆

 

若手医療従事者のみなさま!!

今後AIなど新しいテクニックを活用するスキルが要求されるでしょうが

 

日々の医療現場では

『心が読めないと対話ができない』

普遍的な価値観をしっかり身に付けるように研鑽してね(^^)/

 

まとめます☺

 

AI時代の医療の

価値判断はだれがするか?

AIか?

人か?

 

わたしが学んだ結論は

医学は不確実であるが故に

AIの診断が100%正確でない限り

人間のチェックは必要である(^^)/

 

AIの判断を参考に人が決断する!

 

自信をもって決断できる医療者になるため

医学、医療をしっかりと学びましょう!

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AIに支配されるのではなく

便利なAIをしっかりと活用できる

人の気持ちが理解できる医療者をめざしましょう!