今日はクリスマス(^O^)!
楽しくすごされましたか?
さて病態生理III 血液 の授業も3回終了!
先週の1日3コマの授業(2時限 1年生、3時限4時限 3年生補習)はきつかった(~_~;)
血液1回目
QRコードの導入直後
すごい勢いでアンケート入力をしてくれました
『珍しいもの』を試してみる!
みんなの好奇心、すごいぞ!
先週の授業アンケート提出状況(3回目)はどうだったか?
がっくし!
QRコード導入前のパターンに戻っちゃいました(°□°;)
最初だけでした!
学生(1年生O坊さん)からはこんな発言が
”QRコードが 💛型(ハート型)だったら、喜んで入力しちゃいますよ”
💛型のQRコードがあっても、絶対、最初だけやし!
とりあえず期限内にアンケート入力を済ませてね!
1月15日に予定している病態生理II 代謝内分泌の出題情報です
わたしの担当範囲
30点満点
内分泌7問、代謝7問 合計14問
平常点は2点!
がんばって勉強してね (^-^)
昨年のブログもご参考に!
それでは血液についてブログでの回答希望の質問にお答えします
Q1 わたしは元々貧血気味で、睡眠時間がいつもより1時間ほど短くなる日が続くとどうしても顔色が良くない日が出てきて、顔色があまり良くないと言われることが増えました。他の人はそんな事はあまり無いように思うのですが貧血だとすぐ疲れやすいのでしょうか?
A1 質問ありがとう。
疲れた時に『目の下にクマ』ができたりすると、周囲のひとから疲れていると思われますよね! 貧血でヘモグロビンが低下すると、もちろん酸素の運搬能力が低下し、全身の疲れやすさを自覚し、顔色もピンク色から青白くなります。でも『顔色が悪いこと』は 慢性的な貧血だけが原因でなく、皮膚や顔の筋肉の血流減少も関与します。
血管が収縮する⇒血液の流れが遅くなる⇒赤血球の抱えている酸素をたくさん組織に放出する
結果的に青紫色の還元ヘモグロビンが増加し、赤味が少なくなってしまいます。
温かいタオルで温める、表情筋を動かして筋肉の血流を増やす、顔面マッサージなど対策などお試しください。
もちろん貧血の程度によっては鉄分を補給するなどの治療も必要となります。
Q2 太い針をグリグリするしか骨髄を得る方法はないのですか? iPS細胞とかでなんとかならないんですか? 麻酔していたとしても、痛そうなことをする勇気がでないです…
Q3 ドナーが提供してくれる時は全身麻酔をしてブスブス刺すのに 白血病の検査するときはなんで全身麻酔やないんですか!!!
A2 &A3 質問ありがとう。
骨髄穿刺の動画をお見せすると、いつも”うわっ、痛そう(-_-;)”と悲鳴があがりますね。
針も太いため痛そうにみえます。
でも安心してください。骨髄検査のときには穿刺部位の骨膜を局所麻酔薬でしっかりと麻酔することで痛みはコントロールできます。
一方、ドナーから骨髄を採取するときには、骨髄を量的にたくさん吸引採取する必要があります。そのため骨髄採取用の針を穿刺場所や刺入方向を変えつつ複数回刺入しなければなりません。全身麻酔で痛みを確実にコントロールしつつ、骨髄採取中のバイタルサインを安定させることは、もともと健康人であるドナーの安全を確保するために必須です。
またご質問のように将来的にはiPS細胞を扱う技術が定着して、自分の皮膚細胞などから骨髄幹細胞が作り出せれば医療の現場は大きく変わりうるでしょう。
すでに、血小板についての臨床試験計画について報道されています。