循環器病棟に勤務するE看護師から人工呼吸器研修を受けた感想をいただきました
以下Eさんのお話です。
循環器病棟に勤務して1年半になります。
呼吸状態のよくない心不全患者さんや心筋梗塞のあとHCU病棟から転棟してこられる患者さんが入院されることがあります。
実際に人工呼吸器を装着された患者さんの看護を経験したことはありました。
おそらく他の病棟に勤務する同期よりも人工呼吸器管理に遭遇する機会は多かったと思います。
アラームが鳴った時!
瞬時に私の心拍数も跳ね上がります
“うわー、どうしよう” ととても焦ってしまいます (; ̄Д ̄)
そういうときは、一緒に勤務している頼もしい先輩をすぐにコール!
“一緒にお願いします!”と救助要請!
“早く、このレベルになりたいな”と願っていました。
さて研修当日!
病棟のHa主任が、微笑みながら受付におられました。
“Eさん、3チームのリーダー、がんばってね!”
リ、リーダー! そんなん大丈夫かな?
心拍数が2割増加!
”まあ同期の他のメンバーがいるからなんとかなるかな”
と自分に言い聞かせていました。
1班、2班のみんなが、主任さんたちのデモを見て、作戦会議をして、うまく切り抜けていきました!
(2班の対応風景)
さあいよいよ3班の順番です (-_-;)
司会役の救急外来H主任がニヤッと悪魔のようなセリフを!
“今度は、デモなしでやってもらいますね”
“うそー、そんなんないわ!”
班のみんなに動揺が (~_~;)
H主任の言葉が容赦なく続きます。
“じゃあ、2分間で役割を決めてがんばってください”
シミュレーション前から緊張が高まりました。
シナリオ開始!
顔をひきつらせながら、シミュレーターに近づきました!
人工呼吸器のアラームが響き渡り、気道内圧が上昇しているようです。
応援を呼び、チームのみんながかけつけ5人で対応開始!
バッグバルブマスクを準備して、換気を試みました。
バッグを押しても胸が膨らみません (^_^;)
なんでや?
人工呼吸器の動作を確認すると問題なさそう!
ここでH主任から助け船が (^^)/
“この患者さん、なんの病気がありましたか?”
そうか! 気管支喘息!
“治療はどうしましょう?”
ここで同期のMさんが
“ネオフィリンとステロイド”
アニメ声で答えてくれました (。◠‿◠。)
チームで対応することで、自分一人ではわからないことに気付くことができました。
最後に病棟主任のHaさんから
“がんばったね”
と声をかけてもらい無事研修は終了 (^O^)!
お互いをカバーすることを知り、チーム医療の素晴らしさに気付くことができました。
今後、後輩から頼られる看護師を目指して勉強がんばります!
Eさん振り返りをありがとう!
”悪魔の”H主任からの振り返りをお待ちします(^^;)