南大阪看護専門学校1年生諸君! 病態生理III(血液・造血器) 単位認定試験がんばってね 2018年度(2019)

今日の午後は雨 (ー_ー)!!

 

1時間目は内分泌代謝単位認定試験

 

みんな、いい点を取ったかなぁ

期待しつつ午後の授業のため1年生の教室に入ると、、、、

 

学生Fさんからいきなり相談

先生、みてください手がこんな色になってやばいんです(=_=)

 

手指がちょっと紫色

 

わ 『これ、冷たい水で冷やしたの?

Fさん 『はい、変な色になって直らないです

わ 『今からの授業(免疫・アレルギー)ででてくるよ、動画もみてもらうから!そのとき説明するね

Fさん 『えっ。。。。。(呆然)

わ 『とにかく冷やさないこと! 暖めることが大事だよ(^o^)

 

寒冷刺激で血管が収縮⇒手指の血流が低下すると?

 

凍瘡(しもやけ)やレイノー現象

見た目の変化が手指に生じます(=_=)

 

まずはしっかり保温しましょう(^o^)丿

 

さて1年生は試験ラッシュのど真ん中!

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来週1月21日血液・造血器

単位認定試験が待ち構えています(-_-メ)

 

 

 

わたしの担当分は前回試験と同様に

100点満点のうち30点

多肢選択式問題を12問出題します(各2点)!

 

貧血の表の空欄

適切な用語を記入する問題が4問(各1点)

アンケート提出の平常点2点

 

用語記入は漢字で!

誤字は不正解!!

 

簡単に出題範囲を振り返りますね

1.白血病の治療で行われている造血幹細胞移植

(とくに同種骨髄移植)

押さえておこう!

 

ドナー(骨髄提供者)とレシピエント(患者)が受ける

治療内容

しっかりと復習してね!

(教科書p172-p187)

看護の実際をふくめイメージをきっちりとつかみましょう!

 

ドナーとレシピエントの間でHLAの一致が条件

骨髄バンクの役割は大切だよ)

 

骨髄提供者の安全のため全身麻酔下で骨髄を採取

 

レシピエントは放射線の全身照射を受け、抗がん剤を大量に投与されます

骨髄に潜む白血病細胞だけでなく正常な骨髄の細胞も壊滅

 

赤血球、白血球や血小板 

すべて産生できない状況!

これらの成分の輸血が必要になるよ

(成人女性の場合、血小板数が少ない月経の出血も大問題)

 

また感染を防ぐため無菌室での生活を余儀なくされます(p177 図5-6)

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ドナーから提供された骨髄幹細胞はレシピエントの静脈内に点滴で投与

 移植された造血幹細胞が生着して骨髄機能が回復するまで無菌室をでられないよ!

 

 GVHD(移植片対宿主病)も大切!

(教科書p183 症状をおさえてね)

 

骨髄移植後以外に輸血のあとにも生じうることに注意しましょう

p189からp190を熟読しておきましょう

 

2.貧血の症状をタイプ別にしっかりと押さえておこう!

黄疸が現れる貧血は?

神経症がみられる貧血は?

などなど

 

3.その他

染色体の異常が原因となる白血病の代表例は?

血液凝固・線溶異常の代表疾患 DICの検査・診断は?

それぞれの血球の機能は(白血球(リンパ球))?

凝固を抑える薬剤の特徴は(特にワルファリンはなぜ効くの)?

 

しっかりと基本的事項を理解しておきましょう!

 

今度こそ!

 

今度こそほんまに!

 

今度こそ絶対!

 

再試にひっかからないよう

がんばってちょうだい!