研修医よもやま話 2018 その(13) CPC(臨床病理カンファレンス)奮闘記 後編 (^o^)丿

発表当日(9月から消化器内科研修中)

 

朝から内視鏡で研修

内視鏡検査を見ていましたが

なんとなくそわそわ(-_-;)

 

突然ピッチが鳴りました!

 

あっ、内科のN先生!

いったい何?

 

N先生「家庭の事情で急遽CPC参加できなくなってしまって…ほんまにごめんね。」

わたし「わ、わかりました!」

N先生「代理はK部長に頼んでます(-_-メ)」

わたし「ありがとうございます」

 

反射的にそう答えましたが。。。。。

 

じっくり考えると

患者さんのことを一番知っている先生がいないCPC!!!

 

とってもヤバい状況なんじゃないかな?

焦ってきました(ー_ー)!!

 

「もっと入念にカルテの整理をしておけばよかった」

「いろいろ聞かれたらどうしよう…」

 

などなど考えているうちに

あっという間に時間がすぎて

CPC発表の時間になりました

 

なんと開始直前

病理のK先生術中迅速検査の依頼電話が。。。。

 

「すぐ戻ってきます」

言葉を残され

K先生は急いで病理検査室へ戻られました

 

「なんか今日は普通じゃないことが起こる日なんだなあ」

 

S先生の司会で定刻にCPCが始まりました。。。

 

臨床経過の発表は練習の成果で

落ち着いた雰囲気で

無事終えることができましたが。。。。

 

恐怖の質問タイムになりました(-_-メ)

 

予想通り(いやな予想は当たります(=_=))

院長先生から答えられない質問が飛んできました!

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「う~ん、どうしよう」

フリーズしていると

 

司会のS先生が突然会場の後ろの方へ呼びかけました

 

そこに居たのは

主治医のN先生といっしょに患者さんの治療、看護を担当していた

透析室看護師Kさん

 

突然の指名にかかわらず 

電子カルテをみてきてないのですが。。。。」

記憶をたぐりつつ患者さんの治療経過(具体的な状況)を説明してくれました

 

その瞬間からKさんが救世主のように思え。。。。。。

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とっても助かりました♡♡

 

質疑の最中に病理のK先生も再到着(^o^)丿

 

病理診断を解説いただいている間に

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なんとか落ち着きを取り戻すことができました!

 

おかげさまで考察もスムースに発表できて

CPC無事終了!

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参加したコメディカルスタッフが

「とっても勉強になりました!」

帰り際に声をかけてくれました(^o^)丿

 

すごく嬉しかったです(^o^)

 

先にCPC発表を経験した先輩まゆ先生と一緒に地下鉄で帰りました

 

足取りが軽い!

 

ご褒美ケーキを買おうと思ったのですが、、、

病院に財布を忘れたことに気づきました(=_=)

 

「ほんまに今日はいつも通りにいかないな」

しょんぼりしながらふとカバンの中をみると

 

「やったぁ、救世主おった」

IKOCAが光っていました☆☆

 

おかげで無事にケーキを買うことができました(^o^)丿

 

最後の最後に救世主が現れるんだ!

そんな一日でした♡

 

CPC発表に向けての約2か月間は私にとってすごく勉強になる日々でした。

 

準備がうまくいかず心が折れかけたこともありましたが、

終わった後の解放感達成感はとても大きかったです(^o^)

 

内科N先生には症例のまとめや文献探しからご指導いただき、

原稿を何度もチェックしていただきました。

 

エクセルやパワーポイントの使い方すら怪しかった私ですが

S先生に丁寧に教えていただきスライド作成も経験できました(*_*)

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先生方、ありがとうございました(^o^)丿

 

貴重な発表機会を与えていただき感謝いたします(^o^)