研修医よもやま話2018 その(3) 腰椎穿刺、がんばるぞ!

5人の研修医の病棟、救急外来、手術室デビューからすでに2週間

毎日がんばってます!

はや4月の最終日!

今日は”おべんきょう☺”の1日です。

 

午前は今年度から企画した腰椎穿刺

午後は外科縫合の1回目

 

まずK子先生が腰椎穿刺研修についてふりかえってくれました

それではK子先生よろしく!

 

こんにちは。

南大阪病院、研修医のK子です。

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今回のワークショップのテーマは?

『腰椎穿刺(ルンバール)』

 

市大SSCでお借りしたシミュレーターを用いた実践的な研修!

 

研修医になったいま

学生時代と異なり、

「次は実際に患者さんに腰椎穿刺をするんだ(*_*)」

という意気込みをもって

実践的なトレーニングを行うことができました (^o^)

 

まず、麻酔科部長先生が実際にオペ室で行った腰椎穿刺のビデオを見ました。

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研修医5人で、ビデオを何回も繰り返し再生して細部を確認しつつ

腰椎穿刺に必要な過程を分析し

チェックシートを作成していきました

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患者さんにどのように声をかけたら良いか、

体位はどのように取ってもらえば良いか、

穿刺部の消毒はどうするか、

針はどうやって持つか、

などなど(・_・;)

自分たちでチェックシートを作ることで、

ただビデオを見るだけでなく、多くの気づきがありました (^-^)

 

その後、順番に

医師役・介助者役・患者役・評価者・コメンテーターに分かれ、

シミュレーターで練習を行いました!

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みんなそれぞれが

一発で穿刺できなかったり (~_~;)

(患者役:”う、痛っ”→医師役:”すみません”冷や汗(°□°;)

するべき手順を飛ばしてしまったり(; ̄Д ̄) 

などなど

苦戦しながらも

全員が腰椎穿刺を成功させて終えることができました(^o^)

 

指導医のS先生から

「うまく脳脊髄液が引けない時は、針を回してみると引ける時がある」

「患者さんにしっかりと丸まってもらうと、棘間が広がり刺しやすいから、介助してくれる看護師さんとの連携がキモになるよ!」

といった実践的なアドバイスも頂きました(・・;)!

 

実践後の質問コーナーで、

シミュレーターではわかりにくかった

ヤコビー線はどこ?」

「L4/5はどこ?」

という脊椎解剖の質問が出ました。

そこで、男性の指導医S先生、研修医あめ先生の背中が大活躍!

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(女子の熱心な背骨タッチに悶絶するくすぐったがりのあめ先生 (°□°;))

2人とも猫のように丸まり棘突起を見せてくれてました💛

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とてもわかりやすかったです(。◠‿◠。)

 

最後に、再度シミュレーターで、納得するまで練習しました。

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みんな、脊椎解剖を体感することができたせいか、

最初に比べてスムーズに刺すことができていましたヽ(´▽`)/

実際に腰椎穿刺をする場面では、

きちんと決めたいと思います!

ありがとうございました💛💛

 

以上K子先生に振り返っていただきました!

患者さんのため一発で成功させてくださいね!