いよいよ微生物学の講義もあと1回!
長かったねぇ(~_~;)
前回の授業アンケート(14回目)はどうだったかな?
ちょっと回答時期が早くなりましたが、回答総数はやや減少(~_~;)
いただいたフリーコメントからいくつか載せますね!
『ヘルペスとはどんな感じなのか画像があって分かりやすかったです。
また、幼いうちに免疫をつけていないと大人になって感染すると大変な感染症がある事に驚きました。また予防接種は改めて大切だと思いました。』
授業で伝えたいメッセージがきちんと伝わってるみたい、うれしいねぇ(^O^)!
試験を意識したコメントも増えました ( ºДº)
『アンケートって1回でも忘れてしまった人は5点プラスになることはないんですか?』
大丈夫ですよ!
点数換算表をみてください (。◠‿◠。)
なお1回だけ回答した人にも特別に1点サービスしちゃいます!
『カタカナが多くてなかなか覚えられないのが辛いです。』
なじみの少ない病原体の名前!
ほんまは、カタカナではなく、英語表記だよ!
眺めるだけでは絶対覚えられないから
声を出して読みあげながら、繰り返し書いて覚えてね
『テストも近づいてきましたが…どうゆう風にテスト勉強すべきか悩んでます。』
大事なポイントは授業中繰り返しお伝えしました!
“ひつこく繰り返したところ”、出すよ!
フリーコメント インパクト No.1!
『もうちょっとで終わってまうがなー(°□°;)』
将来りっぱな 大阪のおばちゃん になれるよ( ̄□ ̄;)
最後にブログで回答したほうがいい質問がありましたのでお答えします!
Q1. 少し疑問に感じた事なんですが、クリップトコッカス・ネオフォルマンスという菌はハトやニワトリの糞に多いと教科書にも書いてますが、例えばハトの体内に常にこの菌がいる状態なのか、食べる餌や環境でこの菌の温床になっているのですか?
私の住んでいる近くに長居公園というハトやカラスやスズメが凄まじい数が生息している公園があるのですが、よく老人が餌をあげているのを目にします。昔ハトに餌を与えるのはあまりよくないと聞いた事がありますが。この菌が関係してるのですか?
A1.質問ありがとう。
詳しく知りたい人は以下の横浜市衛生研究所HPの記載をみてください!
http://www.city.yokohama.lg.jp/kenko/eiken/idsc/disease/cryptococcosis1.html
この記事の記載から一部引用しますね!
『鳥は病原体の Cryptococcus neoformans (クリプトコッカス-ネオフォルマンス)を運ぶことはあっても、鳥自身はクリプトコッカス症になりません。これは鳥の体温が高いために病原体の Cryptococcus neoformans (クリプトコッカス-ネオフォルマンス)の増殖が難しいことによるようです。』
クリプトコッカスは土壌中に生息し、鳩の糞に含まれるN(窒素)分があると活発に増殖します。日和見感染(ひよりみかんせん)の原因となる真菌です。免疫力の低下した患者さん(特にHIV感染で免疫力が低下した患者さん)は、クリプトコッカスを肺に吸入することで、重篤な髄膜炎、脳炎など命に係わる事態が起こりえます。
病院では鳩の糞による汚染を防ぐため屋上に巣を作らせないなど環境整備に注意しています。
鳩に餌を与えないことはその第一歩です。
みんなも病院実習の行き帰りに鳩をみかけても、パンくずなどを与えないでね!