腹部診察!!
研修医にとって必須アイテム !(^O^)
研修医が腹痛や下痢の患者さんを担当する機会も多いため
自信をもって診察ができるよう
例年、早朝勉強会で外来棟の点滴室のベッドをお借りして手技を復習!
カーテンがありプライバシーを確保できる環境
女性研修医がペアになり、安心しておなかを出せますヽ(´▽`)/
ただし冷房が切れた早朝の点滴室は
朝日が差し込むと半端ない高温環境で
たちまち汗だく(~_~;)
冷房をつけても部屋が冷えてくるのは実習終了時
今年の研修医は全員男子!
『カーテンがなくてもいいか(^_^;)』
施設係にお願いし
診察台をカンファレンス室に搬入いただきました!
研修当日!
残念ながら”世界のHONDA”は前日からの消化器症状(下痢、発熱)のため
自宅安静を余儀なくされ不参加 (^_^;)
まずRinちゃんが被験者として
診察台に横になりました
IKKI(以下I) ”うわっ、なんやこれ(°□°;)”
Rinちゃん(以下R) ”え?”
I ”洗濯のタグ、ついたままやん。”
R ”え、これってはずすもん?”
I ”普通はずすもんや!”
R ”そうかなぁ”
Rinちゃんはあっさり忠告をスルー(-_-;)
血管雑音の聴診法も実践 (*_*)
聴診が無事終わり、攻守交替
Rinちゃんは”ポンポン”といい音をたててIKKIのおなかを快調に打診
I ”R、結構、うまいな”
R ”えへっ”
攻守交替
IKKIがRinちゃんのおなかを打診しながら、
I ”いつもイレウス(腸閉塞)の患者さんの打診してるけど、ポンポン響かんときは難しいな(^_^;) ”
なぜかRinちゃんは側腹部をトントンされると体をぴくっとさせます
いよいよ触診!
Rinちゃん 体をよじりまくり、身悶えっぱなし(°□°;)
I ”おい、おなかの力抜けよ! 腹筋しか触られへんやないか(-_-;) ”
R ”ごめん、おれ、わき腹、弱いねん”
I ”あかん、全然触られへん”
わ ”最後に(わたしの)おなか貸すからね(^_^;) ”
最後に肝臓の触診に挑戦!
まずIKKIのおなかを借りて
わたしが肝臓を触ってお手本をみせました
指をIKKIの右肋骨の下にもぐりこませ、おなかを膨らませてもらうと
I ”うわっ、肝臓がべろっともちあげられる感覚、きしょく悪いですね”
Rinちゃんがトライする番
R ”やっていいですか?”
わ ”がんばって”
RinちゃんはIKKIがおなかをへこませると肋骨の下にぐいっと指を差し込み
力を入れて抑え込み続けました(°□°;)
わ ”Rinちゃん、そんなに力を入れ続けてたら、肝臓降りてけえへんぞ”
R ”そうですか?”
わ ”おなかをゆっくり膨らませてもらいながら、指の力を抜いて待ち構えてたら勝手に肝臓がぺろっと指先を通り抜けるから”
Rinちゃん再チャレンジ!
(目を見開いてわたしを見つめながら)
R ”わ、ほんまや、肝臓さわれました!むひっ !(^O^) ”
わ ”え、Rinちゃん、大学のとき、教えてもらえへんかったん?”
R ”先生から、『とりあえず触ってる格好ができたらいいよ』っていわれてました”
最後に2人にわたしのお腹を触りまくってもらいました (; ̄Д ̄)
全員、肝臓の下縁を無事蝕知(^_^;)
日常診察でしっかり活用してね ヽ(´▽`)/