週1回 金曜日の早朝に医学英語の勉強会を行ってます!
今年で10年の歴史
(2009年9月に撮影したビデオより:当時の研修医が英語ヒアリングに奮闘する姿)
研修医の先生方の英語力も各人それぞれ(・_・;)
最近では高校の英語教育もヒアリングも充実してきているそうですが
まだまだ英語アレルギーの日本人が多いのが現状
まず相手がなにを話しているかがわからなければはじまりません(~_~;)
米国の有名な医学雑誌 New England Journal of Medicine
ご存知でしょうか?
最新の研究成果の発表の場として有名ですが
医学教育にも力をいれてます
気管挿管や中心静脈穿刺などの手技の解説ビデオを次々と制作
雑誌購読者ならだれでも閲覧できます(^O^)!
研修医向けの教材としてとてもすぐれもの
男性のナレーターと女性のナレーターが手技のビデオを解説
もちろんナレーションは英語
うちの研修医に聞いてみると
女性のナレーションのほうが聞きやすいという声が多いようです
ということで1回約25分
ディクテーションに挑戦
(聞こえてきた英語を一語一語書き取ります)
ネイティブの話す内容をちょっとずつ聞きながら書き取ってゆき
30秒から60秒くらいの内容を3回くらい繰り返します
研修医1名あたり一文をめどに、書き取った内容を発表してもらい
わたしが聞き取った内容( 正解とは限りません(-_-;) )をワードに入力し
プロジェクターでお示してみんなの解答と合わせてゆきます
4月の最初は慣れない医学英語のため1回20秒くらいの分量でも消耗
ぐったりしてました
みんな、1年でたくましく成長ヽ(´▽`)/
ときおりみんな大爆笑
部屋中に笑い声がこだまします!
たいていがリエゾンが原因!
(*単語ごとに区切らず、単語と単語をつなげるように読むこと)
例 ”Check it out!” 「チェック・イット・アウト」でなく⇒ 「チェキラ」
he or she can signal for attention by raising his or her hand.
の音声が流れたときでした!
担当研修医が不思議そうに首をかしげてました
えっ!ヒロシ (°□°;)
”なんで? なんで突然ヒロシが登場するの?”
いったい ”ヒロシ” ってなにもん?
”意味わかんないんですけど?”
と質問されました(^_^;)
でもそう聞こえた彼女はまさに英語上達の階段を登ってます!
he or she がリエゾンのため”ヒロシ”
に聞こえちゃたんですよね(^_^;)
ひとつひとつの英単語にとらわれすぎる呪縛から放たれつつあります
もちろん単語力は大事!
でも英語を聞いて話すためには
英語のリズムを認識して聞きとる能力がとても大切!
数年後、彼女はネイティブのように英会話の達人になってるかもね(*_*)
がんばってね!!
将来
国際学会での発表、長期の海外留学、もちろんプライベートな海外旅行など
つちかった英語力が役立つことを願ってますヽ(´▽`)/