本格的な冬の寒さを実感するこの数日
12月13日午後、時折、雨が激しく降るなかを南大阪看護専門学校へ!
3年生の補習授業を担当しました!!
2年前に”ピカピカの1年生”だったみんなは大きく変貌
久々にみる学生たちの成長した姿!
過ぎ去った2年間の重みを感じます (^O^)!
国家試験を2か月後に控えていよいよ追い込みの時期
今回の補習のテーマは”呼吸器”
さて最初に過去問52問を解いてもらいました
最前列センターでにらみをきかせているSくん(きりっとハンサム)に
『何分で回答できるかな?』に問いかけたところ
『20分! えーっと30分ですかね?』と迷った返事
授業全体、90分2コマ!
解説時間を考えるとあまり解答に時間をかけられません!
『時間があまりないから、20分で答えてね!』
問題を解いている学生諸君の解答ぶりをのぞき込みながらゆっくり歩きました!
さすがに真剣モード!
でも『えー、こいつ!まさか解答中に寝てるの?』と心配になる
つわもの もいました!
みんなの解答終了後、まずは重要ポイント解説スタート!
呼吸器の解剖生理、肺機能検査、胸腔ドレーンの管理など実例をもとに
体験していただきました
みんなが苦手な肺機能検査
検査を実際に受けている気分になってもらうため
全員に鼻をつまんでもらって息を吸って吐くという状況を実践!
ちゃんと%肺活量、一秒率の意味を理解したうえで定義をおさえようね!
胸腔ドレーンは水封(ウオーターシール)の理解が キモ!
医薬品医療機器総合機構PMDAのHPで構造を復習しておこうね!
(図をプリントアウトして赤、青、黄に色分けしてみよう!)
開胸手術後の胸腔ドレナージの管理で正しいのはどれか。 (99回)
1 水封室には滅菌精製水を入れる。
2 吸引圧は20cmH2O以上とする。
3 水封室水面が動かないことを確認する。
4 排液ボトル内の水面はチューブ創入部と同じ高さに保つ。
どや!もう簡単やろ!
最後の70分
順次、問題解説を行いました
胸腔ドレーンの吸引圧を高く設定しすぎると、過剰な陰圧で肺が損傷!
肺気腫は肺胞の構造がタバコの影響などで破壊された
“ゴムが伸びきった古いパンツ”
息をスムースに呼出できない閉塞性障害だよ!
タイムアップのとき、10問あまり残ってしまいました(~_~;)
最後は残念ながら解説をする時間が少なくなり
駆け足で解答を伝えて補習終了!
反省!
ゆっくりやりすぎちゃいました(^_^;)
授業アンケートの一部を掲載します(*_*)
アンケートを提出してくれた有志学生たち!
ありがとう!
よくわかったこと
呼吸器の自分の覚え間違えているところやあやふやだったところなどが明確になり、覚え直すことができた。
"胸腔ドレナージの仕組みについて、観察項目、なんのために観察していたのかきちんと理解ができました!
改善してほしいこと
最後の方の時間がなく問題解説がゆっくりできなかったのでもう少しゆっくり解説してほしかったです。
最後にfaceboookに寄せてくれたKくんのコメントを転載 (^^)/
先日はお忙しい中授業をしていただいてありがとうございました!