院外心停止からみごと社会復帰!ママさん看護師大活躍! (1)

とてもうれしいお話です!

 

南大阪病院のママさん看護師さん4名が、小学校で発生した心停止の傷病者に迅速な処置を実施し、傷病者は見事社会復帰

 あっぱれ!

 

 住之江消防署長さんから表彰状をいただきました

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大阪市消防局HPにも掲載!!

大阪市 住之江消防署 市民表彰~AEDで社会復帰!!~

 

南大阪病院ではICLSコースを5年、職員に対するBLSコースは10年以上開催してきました。

受講した職員が立派な成果を挙げていただいて、コース開催のモチベーションも上がります!

 

急変を告げる叫び声に、first responderとして対応したのはNさん

当院救急外来に勤務されています!

第4回の南大阪病院ICLSコースを受講され、日頃から研鑽を積んでこられました!

 

Nさんの文章からはリアルな現場の緊迫感が伝わってきます!

では、勇気をだしてみごとに対応されたNさんの振り返りをどうぞ!

 

(以下Nさんの振り返りです)

「おかあさ~ん! おっちゃん倒れた~」と、23歳の長女の声が鳴り響く

 その日、10月2日(日)

小学生の次女の最後の運動会!

心配していたお天気も回復し、暑いほどの日差しの元、予定通りにプログラムが進行!

我が子の小学校の運動会を見に行くのも、一生のうちで最後になるなと思い、子供の成長はうれしいけどやっぱりさみしいな~と感じていました!

今年は、全国で事故が多発していることから、6年生の見せどころの「組み体」が安全面を考慮し実施しない方針となっちゃいました(~_~;)

代わりに日本体育大学などの大学生がかっこよくやっているあの「集団行動」に挑戦!

難しい実技を見事にやり遂げた子供たちをみたとき、とても感動し涙がこみあげてきました!

 

閉会式も終わり、小学生の次女の帰りを待っていてふと横を見ると、同じクラスのお友達の母のO看護師の姿が!

「いい天気でよかったね」

「日焼けしたね~」

「明日も仕事?」なんて、話を始めたその時、後ろから長女の叫び声が!

思わず「また!」と口にしてしまいました。

昨年も運動会の最中に熱中症で倒れた人がいました。

たまたま近くにいた私が駆け寄り、救急車が出動したことがあったなぁ。

今年もまた・・・。

しかも昨年と同じ玄関ホール!

 

長女は、みんなの休憩場所になっている玄関ホールの長イスに座ろうとしたとき、なぜか ある おっちゃん の様子が気になったそうです (-_-;)

「顔色悪いな」

「警備の人、ここに座ってていいんかな?」

と思いつつ、おっちゃんの前のイスに座ったその数十秒後!!

おっちゃんがバタッと左横に倒れるのが、長女の視界に!

しばらくしても起き上がる様子がありません!

「やばい!」

長女は思わず立ちあがって前へ進むと、話し込む私たちの姿が!

「お母さ~ん!おっちゃん、倒れた~」

 

(以下次回に続きます)