久留米で開催された日本蘇生学会 第35回大会に参加しました!
大阪から新幹線で乗り換えなしで3時間以内!
九州も近くなったなぁ!
学会場は市内のまんなかに新しく建設された久留米シティプラザ
立派なホールにびっくりです!
主催された牛島 学会長(久留米大学麻酔科)のお話では、
豚骨ラーメン発祥の地!
焼き鳥がうまい!
日本酒の蔵元が多い!
学会1日目の夕方の会員懇親会では久留米のグルメを堪能 (^▽^)/
学術的にも興味深い特別講演を拝聴しました!
“細胞”を集めて団子にして、”剣山“のようなミクロの針に串刺しにする技術を開発
さらにバイオ3Dプリンタ技術を用い、細胞”団子”を三次元的に配列し、”軟骨塊”、“管腔状の血管“を作成
いろいろな疾患の治療に応用しようと全国の医療施設とぞくぞくと連携中!
(佐賀大学 臓器再生医工学 中山教授 すごい!)
医学の最先端はすごいことになっていました!
JRC蘇生ガイドライン2015普及と教育の現状(シンポジウム1)では
学校現場、日本赤十字社、消防機関、ICLS、AHA、PCASケアトレーニングなどの蘇生教育の現状が紹介されました!
AHAのBLSコースでもスキルに加え
チームダイナミクスを活用するため デブリーフィング*を採用とのこと!(*前々回のブログを参照してね)
さて、 学会最終日のポスターセッション11でコメンテーターを仰せつかっていました!
セッション開始の15分前
ポスター会場でポスター内容を確認していると
“よろしいでしょうか?”とハキハキとした女性の声が!
最終演題の発表者の谷川さんでした
国士舘大学大学院救急システム研究科に所属
彼女自身もライフセーバー!
丁寧に名刺も頂戴して”よろしくお願いします”とご挨拶いただきました
すごく礼儀正しく、まさに ”体育会系女子” !!
彼女の発表は
ライフセーバーによる気道確保能力とキャリー短縮の評価 でした!
ライフセーバーとは?
心停止を早期に認識するために重要な死戦期呼吸!
オーストラリアの海岸で撮影された救助ビデオがyoutubeにアップされています!
'Taka' Back From Dead! | Bondi Rescue
水に浮かんだ状態では、CPRは実施できません (^_^;)
傷病者を沖合から浜まで曳航する必要があり、”キャリー”と呼称!
谷川さんはノートパソコンを片手で保持しながら発表を開始!
”まさか、発表原稿? なんで印刷していないのかな?”
”すげぇー、前腕の筋トレをしながらの発表?”
”指導教官からの指令か?さすが体育会系?”
心の中で次々と疑問が沸き上がります!
谷川さん ”では、キャリーの実際の動画を見ていただきます”
なーんだ、紙代の節約や筋トレしていたのではなかったんだ!(^_^;)
動画が始まりました
プールでマネキンにボディースーツを着せ傷病者にみたて(重量40㎏)
片手でマネキンの頭部を保持し、
もう一方の手でクロールして泳いでいます!
自分なら、ひとかきもできず傷病者と一緒に水の底に沈んでしまいそう(-_-;)
すごい身体能力!
ライフセーバーすごいなぁ!
キャリーの能力は”胸囲”と相関があったそうです!
若者パワーに脱帽!!
みなさん!
海水浴は、ライフセーバーが活動している浜で楽しみましょう!