(H先生のお話しの続きです:最終回)
ついついブログを書きながら2か月を振り返ってしまいました。
なんだか感想文のようになってしまいました
失礼いたしました (・・;)
最後に裏話です
実は前回お話しした(ボランティアSくんへの)胃カメラ成功談の前に、もうひとつの物語がありました。
消化器内科での研修の最終日
なんと、私にとっては雲の上のような偉い消化器内科のT先生が、検診のため胃カメラを申し込まれました!
T先生 ”研修医のH先生、がんばってカメラを練習しているらしいね。僕の胃を覗いてもらっていいよ”
と指導医の先生を通じてご提案がありました (・_・;)
えっ、研修医にカメラをさせてくださると!
ここの研修カリキュラムでは最終段階までいっても、挿入までさせてもらえることはありませんので、完全に初めての経験になります。
当日、カメラの準備をしていても、いつもの平常心ではいられない緊張感がありました。
緊張のあまり、手も震え気味!
T先生は、検査台の上で横になり、マウスピースを咥えて平静に待ち構えておられました。
いよいよ、スコープを口から、そろりそろりと挿入開始!
あれ、硬いかな?
T先生の眉間にしわが.......
なんとなく苦しそう (; ̄Д ̄)
横で指導いただいていたO先生
さりげなく ”ここは替わろうか” と レスキュー出動
私の小さな冒険は一旦終わりを迎えました (-_-;)
T先生…苦しい思いをさせてしまって、申し訳ありませんでした
その後、再びO先生からバトンタッチいただき
十二指腸、胃、食道の観察は、スムースにできました (^O^)!
本当に貴重な経験をさせていただきました (。◠‿◠。)
・・・がこの時は正直めちゃくちゃ悔しかったです。
失敗してから、ほかの先生方の動きをより詳しく見るようになりましたし、具体的な動きについても質問を重ねました。
ですからこの時の悔しい経験が次の成長につながったのだと思います・・(遠い目)
後日、T先生にお会いする機会がありました!
T先生の方から ”うまくカメラを呑み込めなくてごめんね”
と逆にはげましていただき、とても感激しました (*_*)
とにもかくにも、研修医に喉と胃を貸してくださるT先生の心の広さと度量の大きさに感激し、私も将来、後輩のために身体を張れる医師になりたいと思いました。
最後に
(内視鏡センターの看護師さんもこのブログを読んでくださっていると信じて)
2か月間いろいろ声をかけてくださったこと
たくさんフォローしてくださったこと
医療現場で大切なことはどういうことか
そしてプロとは何かということを背中で語ってくださったこと
この場でお礼を言わせてください。
ありがとうございました!
まだまだ南大阪病院での研修は続いていきます!
折をみてまた内視鏡センターにお邪魔したいと思います。
今後ともよろしくお願い致します。
H先生、貴重な体験を教えていただきどうもありがとう(^O^)
W先生、後に続こうぜ!