4月のオリエンテーションから3か月過ぎました。
光陰矢の如し!
元祖“目指せプレゼン名人”のH先生も
しっかりと研修に取り組んでこられました (^_^;)
H先生の最初の研修先は胃や大腸の疾患を担当する消化器内科!
内視鏡検査の件数が激増しているため、とても忙しくさらに臨床病理カンファレンス(CPC)の発表準備も同じ時期に重なったため超多忙!
ちなみに7月上旬のCPCでは大変上手に発表されていました。
さすが、初代プレゼン名人 ! (^O^)!
を振り返ってくれました。
それではH先生のお話をどうぞ!
(以下H先生のお話)
4月末から~6月30日までの2か月と少しの間、私は消化器内科をローテートさせていただきました。
消化器内科というとやはり
“カメラ!”
特にここ、南大阪病院でのカメラ件数は都島にある某大病院より
多いとか少ないとか…
(編者S注:病院規模が1000床近くの都島区の大病院と急性期病棟310床の本院を比べると横綱と十両くらいの差があります)
内視鏡センターでは毎日息つく暇もなく先生方がコメディカルスタッフと共に検査に励んでいます。
そんな内視鏡センターで研修させていただき、
たくさんのことを学ぶことができました (^O^)
研修前は胃の中の画像を見ても全部同じものにしか見えなかったのですが、
研修を終えた今は、胃の中の様子は、人の顔のように、ひとりひとり違って特徴があるということを実感しています。
さて、本題です。
研修医は2か月の研修中、N先生が作成してくださった
研修カリキュラムに従って、“胃カメラ”の修練を行っていきます。
はじめは先生方が実施する胃カメラ検査の横に立ち一緒に入らせていただきます。
“カメラ名人”が、くねくねした内視鏡を自在に操り、
サクサクと進む検査の最中、
モニタ画面をしっかりと観察、
研修医として気づいた所見をノートに記載することから!!!
30例の経験をクリアすると次のステージに進めます (・・;)
そして実際にカメラを本体にセットできるようになること。
(編者S注:オリンパス社のHP 消化器内視鏡:内視鏡の構造と仕組みから以下引用)
http://www.olympus.co.jp/jp/medical/gastroenterology/structure/
胃や大腸などの検査に使う消化器内視鏡は、現在、先端部に撮像素子(主にCCD)を搭載したビデオスコープが主流です。ビデオスコープシステムは、(1)口や鼻、肛門から挿入し、体内を観察するスコープ部分、(2)スコープに光や空気、水を供給したり、画像を表示する本体部分及び周辺機器――から構成されます。
さらに(くねくね長い)スコープの操作ボタンを覚えること。
これらを経てようやく模型(シミュレーター)を使っての練習ができます(^_^;)
(以下次回に続きます)