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外科の研修現場で感じたこと (1)

研修医

突然、暑くなりました!

あまりの暑さに、通勤するだけで溶けちゃいそうです。

気の早い蝉(せみ)が鳴きはじめて、暑さをさらに煽ってくれてます。

 

いつもK先生が口癖にしている“あっつー!”と思わず口走りそうです。

日傘をさしている女子がうらやましいぜ。

 

そういえば5月末の退勤時間

とても強い日差しを浴びて地下鉄の駅に向かって歩いていました。

 

えらい暑いなぁ、早く帰ってビール、飲もっと!” 野望が膨らみます!

 

その時

お疲れ様で~す!” 爽やかな女性の声

声の方向に視線を向けました

日傘を軽やかにさした白い服の淑女が微笑みながら優雅に歩いています。

十字方向にすれ違いながら

”お、お疲れさま!” (誰や?

 

A先生でした! 

病院では、たいてい作業着のようなスクラブ白衣姿をされているので一瞬誰だかわかりませんでした。

すっげー、A先生! 女子力、かなり高いぜ!

 

 さて出勤後に汗を拭き拭きPCを起動させました。

前日当直勤務をしていたA先生からうれしいメッセージが!

 

A先生は選択必修の外科研修が3分の2終了した時点です。

最近心に残った出来事を振り返りまとめてくれました。

 どうもありがとう!

 

それではA先生の話をどうぞ!

 

以下A先生のお話です。

ご無沙汰しております。

現在、外科ローテーション3ヶ月目に突入しております。

不器用でまだまだ不慣れな私ですが、温かい心でいつも見守ってくださり、多くの経験の機会を与えてくださる、人間味あふれる先生方、そしていつも支えてくださるオペ室や病棟の皆さまには日々感謝の気持ちでいっぱいです。

 

そんな中いきなりですが、まずは私の失敗談から (; ̄Д ̄)!

 

オペ室での話。

手術中、指導していただきながら皮膚切開後、皮下組織の剥離操作を行っていました。

なかなかうまくいきません ^_^;

*玉ねぎの皮を剥くときにうまくゆけばスルッと層ごと一気に剥けますよね、でもちょっとずれると....:編集者Sの注釈です)

そんな時手を差し伸べてくれたのが、私が心から尊敬している、外科医のF先生。

 

「どれどれ?ちょっと替わろうか?」

パッと替わってくださり、みるみるうちに組織の剥離が進んでいきます。

魔法みたい!

と感動した私は思わずとっさの一言。

「先生、やっぱりすごすぎます。マジックハンドですね!

 

・・・?!

 周りの空気が一瞬固まりました。

 

後で考えたらおバカすぎました  (・・;)

マジックハンドって? 

100円ショップでも売ってる、遠くのものや狭いところにも手が届く、意外と便利なビヨーンとしたあれです。

 

あれ!

 

私が言いたかったのは、言い換えるとするなら

ゴッドハンド!

 

一応私の感動の気持ちは伝わったようなのですが、さすがにオペ室中みなさん苦笑。

手術中のためマスクをしているからわからないものの、ここ一番に赤面したお恥ずかしい場面でした。

 

(次回に続きます)