えらい”ハイポ”やな! (2)

ブログを読んでくれているHくんから ”ブログ”みてますよ!

と声をかけていただきました (^O^)!

 ”えらい『ハイポ』やな? はちょっと難しかったです!”

 

Hくんは野球をしてたとお聞きしているのでピッチャーにたとえてみますね。

 

研修医は、ルーキーの新人投手! 

上級医は、経験5年目の中堅投手!

実戦経験が違います。

 

1点リードした試合の9回裏!

志願したルーキーがマウンドに登板し、自信をもって打者に投球を開始!

でも練習で入っていたストライクがはいりません (・・;)

 

おや、こんなはずでは?”とびびってきました。

ついにストレートの四球!

 

ルーキーはブルペンにいる中堅投手に“先輩、代わって抑えてください”と期待をこめた熱い視線をおくります! (^_^;) 

 

よっしゃ、任せなさい!”  (^O^)!

絶対の信頼を背に中堅投手が颯爽と登場!

マウンドに登ると、勢いよくバッターに初球を投げ込みました。

 

球は高めに浮いて明らかなボール。

 “あれ?

 

不安そうにベンチから見つめるルーキーの新人投手。

中堅投手は、大きく息を吸い込んで、一塁へゆっくりとけん制球を投げながら

“ランナー、えらいリードが大きいぜ。ついつい気になってボールになってもうたなぁ”と周りに聞こえる大きな独り言を!

 

経験がものをいう状況!

 

ルーキーから“えー、先輩も….ストライク入らないの?

と 無言のプレッシャーが  (; ̄Д ̄)

次もはずしてしまったら…. ” 

ベテランに弱気な考えがふとよぎります。

 

(”次こそはバシッと決めるぞ!”)

密かに決意しながら、思わず予防線を (^_^;)

 

前回ブログの状況がなんとなく分かっていただけましたか?

 

ていうような思考が頭の中をよぎると

“(血管内容量が少なくなっているので)これはちょっと難しいかも

ちょっとした心のゆらぎをそれとなく伝えたくなります

つい『えらい”ハイポ”やな!』と一言!

 

指導医、上級医もつらいぜ!

 

でも研修医の先生方も、来年になれば

新研修医から『先輩、お願いします!』

と熱い視線を浴びることもあるでしょう。

 

5年後には後輩が挿入に難渋したCVをさりげなく入れ

『私、失敗しないんで』とうそぶいているかも!

 

がんばって腕を磨いてね ! (^O^)!