プレゼン名人をめざそう(2)

以下、H先生のお話です!

 

4月上旬のとある1日。

研修医5人で「良いプレゼンテーション」について話し合い、まとめ、代表1人が発表する、という機会をいただきました。

 

私はプレゼンテーションが苦手です。学生の時から、ほとんど人前に立つことなく今に至ってしまいました。

今回も発表者1人、とのことで5分の1の確率。まさか自分がやることにはならないだろう、と高をくくっていました。

 

「では、話し合いをまとめる司会者と、どんな話し合いになったかを発表する人を1人ずつ決めてください」

 

どうやって決めるー?  えーあみだでいい?

軽ーいノリで司会者と発表者はあみだくじで決めることになりました。

 

「私、(あみだ)作るわ。じゃあ回すねー」

「(みんなが名前を書いたのち)クジたどりまーす。発表者は……」

 

・・・・・・私!

 

まじかよ。

 

…まじかよ!

 

頭の中大パニックでした。自分で作ったあみだくじでまさか自分が当たるとかありますか。

この時の衝撃はたぶん当分忘れません。

この瞬間から頭フル回転でした。発表の構成・流れどうしたらいいの…失敗したらどうしよう、という不安がぐるぐる渦巻きました。