先生!研修医室で黒い虫がホバリングしてます(°□°;) (1)

梅雨のある日

Rinちゃんから突然声がかかりました

 

Rinちゃん(以下R) ”先生、殺虫剤 もってませんか?”

わたし(以下わ) ”え、殺虫剤?持ってないけど”

R ですよね (^_^;)

わ ”どうしたん?”

R 実は部屋(*研修医室のこと)に がいるんです

わ ”蚊とちゃうの?”

R ”いいえ、もっと大きな黒い虫です(-_-;)”

わ ”なんやろね? え、どんな状況?”

R ”僕の上で ホバリング してました(°□°;)”

わ ホバリング 何の虫やろ? 見にいくわ!”

 

研修医室へ向かいました

R ”先生、あそこにいます”

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わ ”どこどこ?”

R ”こいつです(*_*)”

わ ”こいつか!”

 

"世界のHONDA(南大阪病院のメッシ)"の机(上の棚)に

虫がぶらさがってました

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わ ”施設係に殺虫剤があるかもしれんから訊いてみるね”

PHSで施設係のHさんに速攻連絡

(研修医室に黒い虫がいますので殺虫剤をお願いします)

殺虫剤をもってきてくれることになりました!

 

黒い虫は "世界のHONDA(南大阪病院のメッシ)"の机が気に入ったみたい!

ずっと居座ってます!

 

R ”先生、こいつでしょうね?

わ ”ひょっとしたら ユスリカ ちゃうかな?

R ”あぁ、なるほど (・・;)!”

 

Rinちゃんは素早くスマホで検索ユスリカ

画面に『よく似た虫』が表示!

R ”先生の言うとおりかもしれません(^O^)!”

 

解説でユスリカは吸血することもない無害な虫と判明

 

Rinちゃんは突然、攻撃的に変身しました(°□°;)

 

以下次回に続きます

 

 

 

南大阪看護専門学校 看護学生有志がICLSタスク体験を語ってくれました(^_^;) (2)

1年生の微生物の授業でタスク参加の3人を発見

 

わ ”2年生のT山さんがICLSタスクを振り返ってくれたよ。みんな、授業アンケートの最後に何か一言ずつ書いてくれへん!”

1年生タスクたち ”わかりました”

わ ”はよ出してな! おもしろいのん待ってるで!”

1年生タスクたち ”はーい (・_・;) ”

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というわけで1年生タスクから頂いた振り返りを一挙に掲載します!

まずはO菅さん(落ち着きのある”おねえさま”タイプ)

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ブログを読んでみると研修医の方との楽しいやり取りが詳しく載っていて、想像して楽しくなりました。

救命救急コースのお手伝いは、消防士の方や看護師さんとチームになって救命処置の練習を出来た事がとても良い経験になりました。

教えて下さる方もとてもユーモアがあって

楽しみながら学ばせて頂きました \(^o^)/

 

隙のないコメント! ありがとう!

 

続いてK治さん

(いつも最前列!質問に視線をそらさない・・・タイプ)

タスクに参加して、胸骨圧迫の大変さがわかりました(°□°;)

胸骨圧迫がきちんとできているのか表示するモニターがありましたが、

上手くできず苦戦しました(~_~;)

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人がやっているのを見ていると簡単に見えますが、やってみると全然違いました。

胸骨圧迫が終わった後は、結構疲れてました (*_*)

やり過ぎると、筋肉痛になりそう!

周りでは難しい医療用語が飛び交ってました!

まだ一年生ということで理解がしにくかったです(・・;)!

でも、2年生の先輩が隣で色々、説明してくれたので

なんとかついていけました(*_*)

(写真は先輩の横で必死に学ぶ姿)

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今回タスクで学んだ知識を忘れないように勉強したいと思います!

タスクの昼食のカツ弁当はなかなか量がありお腹がいっぱいになりました。

タスクが終わった後は食事会に参加させていただき、実際に働いておられる看護師さんのお話を聞かせていただく機会がありとても楽しかったです。

また、参加したいと思いましたヽ(´▽`)/

 

ありがとう、来年は1年生にやさしくアドバイスしてあげてね!

 

 最後にYさん

(ぱっと見『わんぱく小僧』、実際・・・タイプ)

タスクに参加して、胸骨圧迫がちゃんと出来ているか、モニターで確認する機会があり、意外と自分が上手なことに気が付けました (。◠‿◠。)

それと、肺に酸素を送るために気管に管を入れるという訓練がありました!

食道に管が入りやすいと聞いてたのですが、一発で気管に管を入れることができ、自分に才能を感じました(^人^)

お昼ご飯はカツ弁当

すんごくボリューミーでした!

タスクが終わった後は食事会に参加させていただいて、美味しい鳥料理を食べれてすごく幸せでした\(^o^)/

今回のタスクは、蘇生についての知識が増えて自分のためにもなったし、先輩や先生方や参加していた方々は優しくて面白いし、ご飯は美味しい

幸せでした!

 

すごく自己肯定感あふれたポジティブなコメント、ありがとう!

こっちも元気をもらいました\(^o^)/

 

それぞれの性格に合わせて楽しんでいただけたみたいでよかったです!

これからもタスク協力よろしくね!

南大阪看護専門学校 看護学生有志がICLSタスク体験を語ってくれました(^_^;) (1)

第11回南大阪病院(住之江)ICLSコースからはや1か月!

看護専門学校をお借りして開催!

看護学生有志タスク応援がとってもありがたいです ヽ(´▽`)/

裏方の仕事をてきぱきと切り盛りしてくれます (*_*)

 

わたし(以下わ) ”ホワイトボードを2つお願い!

学生タスク ”はーい

2分で物品搬入完了 (^O^)!

 

パワポスライド準備が必要なときには

わ ”おーい、講堂にプロジェクター2つ用意してくれる?

学生タスク ”わかりました、3年と1年の教室からもってきますね

わ ”ごめん、電源の延長コードと3ピンのアダプターもよろしく!

学生タスク ”はーい、T先生に頼んで実習室からもってきます

おかげさまで会場セットアップも短時間でばっちり

 

受講生の休憩時間の必須アイテム

 お菓子 と 飲み物

タスク頭(かしら)の医事課Tさんと一緒に買い出しへ!

メンバーの好みがもろに反映されちゃいます!

 

若者の好みは?

定番の炭酸飲料(コーラ)、カルピスウオーター、オレンジジュース以外になぜか爽健美茶が!

おにぎりせんべい チョコレート などなどお菓子があふれかえります

(お菓子やジュースの残りも彼女らがきちんと持ち帰ってくれるので助かります)

 

今回は6人の学生(2年生3人、1年生3人)が手伝ってくれました!

受講生のひとりが腰痛のため欠席する事態に急遽直面 (・_・;)

でも2年生タスクから急遽受講していただき欠員をださずに乗り切れました!

 

突然、受講生に”選抜”された2年生のU西さん (°□°;)

極度の緊張した表情で、懸命に取り組んでくれました!

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(奥がリーダーを務めるU西さんの雄姿)

U西さん、おつかれさまでした!

 

さてタスクからみたICLSコースはどうだったか?

振り返りを2年生のT山さんにお願いしたところ

こころよく引き受けてくれました!

以下T山さんの振り返りです!

 

2年のT山です。

先月はICLSに参加させていただきありがとうございました。

今回タスクとして初めての参加でどのようなことを行うのか少し不安でしたが、S先生やインストラクターの方から優しく丁寧に指導をいただき、楽しく学ぶことができました。

看護専門学校の授業では体験する機会が少ない、気道確保器具の実際の使用法、除細動器をもちいた電気ショックなどを見学させていただき、

医療の現場をとても身近に感じました (。◠‿◠。)

看護師、理学療法士や消防署の救命救急士など様々な医療従事者の方がチームとなりBLSやALSにとりくまれていました。

リーダーの指示で動くだけではなく、一人一人が自分の役割はもちろん、周りの行動を把握し、臨機応変に対応できる素早さには圧倒されました。

『一人では患者さんを助けることはできない、全員で患者さんを助ける』 という強い意識と協力があるからこそ患者さんの命を救うことができるのだと、

改めてチーム医療の大切さを学びましたヽ(´▽`)/

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BLSは救命処置の基本となるもので、開始の判断の遅れ胸骨圧迫が少しでも途切れると命取りになってしまうため、1回1回質の高い胸骨圧迫が必要だと痛感しました(^_^;)

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普段生活している中で

突然の心停止はどこにでも起こりうることだと思います(°□°;)

まだ学生だからできないではなく、

医療に携わる者として少しでも役に立てるよう今日学んだことを活かしたいと思います!

多くの医療従事者が参加するICLSに私たち学生も参加させていただき、知識、技術の向上だけでなく、現場で働く様々な医療従事者の方々とお話することができ、貴重な体験をさせて頂いたことに感謝します。

次回も機会があれば是非参加させて頂きたいです。

ありがとうございましたヽ(´▽`)/

 

さすが2年生!

看護のプロをめざす心意気が伝わってくる丁寧な振り返りをありがとう!

(なお前回も参加してくれたAさんの振り返りは昨年12月のブログをみてね)

minamiedu2016.hatenablog.com

次回は1年生タスクからいただいた振り返りを掲載します!

 

 

救急外来での外国人対応! 研修医ドキドキ体験報告(°□°;)

研修医のRinちゃんは循環器内科の研修中

積極的に救急外来での診療に参加!

がんばってます (^▽^)/

 

ある日の午後、救急外来へ外国人患者がやってきました(~_~;)

対応したのはRinちゃん....

その顛末を元気に教えてくれました!

 

研修医室へはいるとRinちゃんが循環器の本を勉強中(^O^)!

 

メールをチェックしようとPCを立ち上げていると、

後ろからRinちゃんが話しかけてきました(*_*)

 

  Rinちゃん(以下R) ”先生!! 昨日、救外(きゅうがい)ガイジンの対応しましたヽ(´▽`)/

わたし(以下 わ)”へぇー、どんな状況だったん?

R ”ガイジンのカップルが救外にきてたんで、なにかな?と遠目にみてたんです

わ ”そんで?

R ”然、看護師さんから『先生、英語喋れるんでしょう?体温を測ってもらいたいので、説明お願いします』    って言われました (~_~;)

わ ”それは焦るね

R ”うわあ、どうしょう(°□°;) 、ドキドキしたけど思い切って行ってみました(*_*)

わ ”英語しゃべったん?

R ”はいヽ(´▽`)/

わ ”さすがやね(*_*)

R ”相手から Are you a student? ってきかれたから、No! って答えました

わ ”若く見られたんやね! ほんで?

R ”『研修医』って答えようと思ったんですけど、ちょっと言葉がでてこなかったので、I`m a doctor but not a specialist.  って答えたんですけど、よかったでしょうか?

わ ”そやね、 junior resident って言っとけばわかってもらえたんちゃうかな

R ”なるほど(^人^)

わ ”ほか、なんか話したん?

R ”なんか、女の人が自分は医者やと言ってました。

わ ”え?  なんで医者が救外に来たの?

R ”さぁ、それはちょっとわかりません (~_~;)
 I`m orth......なんとかといってたけど聞き取れませんでした(^_^;)"

わ  "それはあせるね"

R  "首をかしげてたら、むこうから 『セ・イ・ケイ・ゲカ』って日本語で言ってくれました

わ ”じゃあ orthopedic surgeon って言ってたんかな?  相手が日本語知っててよかったね

R ”他に、ここで何年働く予定?と聞かれたので、『One year(1年)』て答えたら、Oh, really?(ほんまか?)っていわれました

わ ”へぇー細かいことを聞かれたんやね?

R ”日本の医師養成システムについて説明しょうと思ったんですが、無理でした(°□°;) 

わ ”それは難しいけど、よくがんばったなぁ

R ”でも今回のことで英語を勉強せなあかん!と本気で思いました。さっそく夜にamazon診療現場で使える英会話の本を購入しましたヽ(´▽`)/

わ ”はやっ!がんばってね

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英語は”使えてなんぼ”の世界

 

ちょうど救急外来に居合わせRinちゃんの健闘ぶりを遠目で眺めていた

市大外ポリ女子医学生2名からコメントをいただきました!

 

Tさん:自分ならためらってしまうような状況に、パッと飛び込む勇気すごいなって思いました

Nさん:自分も英語を話す場面にいつか遭遇するんだと思うと、しっかり英語を勉強しなければと改めて感じました

 

医学生の向学心に火をつけたみたいです!

Rinちゃん、さすが!

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症例基盤型学習会(看護部)、運営『三人娘』が振り返ってくれました!

もう19日

時間がたつのが早すぎ ! (^_^;)

 

さて南大阪病院では看護師さんへの卒後教育の一環として

毎年5月から2月にかけて”症例基盤型学習会(PBL)”

を開催してます (。◠‿◠。)

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すでに7年以上継続して開催!

 

運営は部署別勉強会委員会(看護部)から

毎回2-3名の 勉強会委員 が尽力(2か月単位で担当)してくださってます

縁の下の力持ち のおかげでスムースに開催

ありがとうヽ(´▽`)/

 

今年度の初回クールは?

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運営『三人娘』(5F病棟のKさん Oさん、7F病棟のSさん)

4テーマを選定

脱水症

胸痛

頭痛

意識障害

 

順調に予定をこなし

初回クールはあと1回を残すのみ (^O^)!

“せっかくだから学習会を運営する立場で振り返ってちょうだい!”

と『三人娘』にお願いしてみました(*_*)

 

『そんな!ブログの文章なんか書けませんわ(°□°;)』

『無理ですぅ (・・;)! 』

と言いつつ

 

な、なんと1週間で

ブログに載せる『ブツ』が届きました!

やることが早いねぇヽ(´▽`)/

 

では『3人娘』からいただいた振り返り内容を以下に掲載します!

 

他部署のスタッフと協力して学習会を運営するということが初めてでどうなるか心配でした。しかし、みなさん、てきぱきされておられ、当日参加人数が予想以上に多くなって設営が大変な時も、食堂から椅子を借りてくるなど臨機応変に対応して頂きました。何度も助けていただき救われました。

 

・今年度初めのPBLを担当し、何をテーマとするか過去の教材の中から選択するとき、どうしようか悩みました。悩んだ末、ついつい自分の興味あるものを選択してしまってました。

しかし、経験年数の少ない看護師の興味を惹き、また、どの部署でも比較的共通して学ぶ必要があるテーマを選んだ方が喜ばれるのでは?との意見を頂きました。

おかげさまで目的意識というか、そういう視点が運営側には大事だな、と気づかされました。

 

・今年度初めのPBL担当をさせていただくこととなり、

参加者が少ない場合、どのように参加を促せばよいか悩んじゃいました。

しかし、そんな心配は不要だったようで、5月は約30名ずつ、6月も20名を超える参加希望があり、ほっとしました。

 

・まず症例が提示され、皆でどこに問題があるか考えます。いつものように、S先生が次々と参加者に質問してゆかれます。業務終了後の勉強会!

皆さんお疲れでしょうが、ウトウトする暇なんてありません!

そして、とってもわかりやすい資料が皆さんの手元に配られます。知識を増やしつつ、視診・聴診・触診・打診など体を動かして実践しながら学ぶことで、看護に必要なスキルを体験することができます。参加者のアンケート回答からも、このフィジカルアセスメントの部分が大好評なことがわかりました。

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・勉強会委員はこれらがスムーズに進むように、お手伝いをさせていただいています。しかし、お手伝いという委員会活動をさせていただきながら、一緒に学ばせていただけるという、ラッキーなポジションでもあります。

 

・新人看護師にとって分かりやすく、ベテラン看護師さんも自分の経験を元に振り返ることのできる勉強会だと感じました。運営を担当したことで全部の講義を聴くことができてよかったです。

 

・S先生は、毎回毎回とっても楽しくて素敵な講義をしてくださいますので、今後も多くの方に参加してほしいです!そして、私自身PBLでの学びを患者さんの看護を通じてお返しできる看護師になりたいと思っております。

S先生、いつも、本当にありがとうございます!!

 

運営担当の丁寧な振り返り、ありがとうございました!

21日、初回クールの最終日、よろしくお願いします

ヽ(´▽`)/

 

外ポリ終了!医学生から振り返りをいただきました 番外編  「最後の医者は桜を見上げて君を想う」

市大医学部6回生 Tさん、Nさん 6週間の外ポリでしっかりと学ばれましたヽ(´▽`)/

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 将来自分が目指す方向医師としてのあり方

についてヒントをつかまれたようです (^O^)!

 来春の国家試験合格をお祈りします!

 

さて実習中、毎週末に学生さんと一緒に学んだことを振り返ってきました!

Nさんは『病棟、外来でも患者さんの想いを確認しないと治療に際してギャップが生じるなと実感した!』と振り返ってくれていました(*_*)

ある本を読んで自分の医療に対する洞察を深めておられたようです!

(以下Nさんのお話です!)

 

  私が同級生に勧められ、実習中に読んでいた小説についてご紹介します(^O^)!

「最後の医者は桜を見上げて君を想う」(二宮敦人 作)

という作品です。

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物語の舞台は、とある総合病院。

桐子という医師は「患者は死を選ぶ権利がある」という信念の持ち主。

余命が僅かの患者に対して、

「死を受け入れて、残りの日々を大切に生きる道もある」

と説く。

一方福原という医師は患者の命を救うことに執念を燃やしている。

「最後まで奇跡を信じて、生きることを諦めない」

と考えている。

対立した考えを持つ二人の医師と、残り僅かの余命である患者たちとの物語です。

 

余命が僅かであると知らされた状況において、

大きく分けると確かにこの二人の医師の考えのように道は分かれると思います。

でも、当たり前のことながら、選んだ道をどう過ごしていくのかは人によって違っています。

その人が何を大切に思い、その上で何をしたいと考えているのかによって違ってくると感じました(^_^;)

 

「死」というとても重たいテーマについて、

自分が医師、患者、あるいは家族のどの立場にいたらどのようにするだろうか

と考えさせられました。

 

そして特に自分が医師であれば、患者さんとどのように関わり、力になっていけるだろうかと考えました。

 

ここまで重たい話ではありませんが、実習中には

『患者さんが何を不安に感じ、どんな治療を望み、これから(例えば退院後は)どう過ごしたいかを考えることは大切だな』

と実感させられる機会が多くありました(~_~;)

 

相手の気持ちを想像し、どうすれば手助けできるか

をよく考える…

小説を読んだおかげで、実習の場でとても身近な難しい問題として感じることができました。

今後も自分なりの答えを探しつつ、患者さんの心に寄り添う医療ができる医師をめざしてまいります!

 

 

Nさん、ありがとう!

 わたしも、さっそく購入して読んでみました!

『死』という重いテーマをもとに、

治療についての患者さんの『自己決定権』について

改めて考える機会となりました。

 

ブログを読んでいただいているみなさまもご興味があれば読んでみてくださいね!

 

外ポリ終了!医学生から振り返りをいただきました(3)

(前回の市大6回生 Nさん の振り返りの続きです)

 

さて内科ではN川先生と共に

入院患者さんの診察、処置などをさせていただきました(^_^;)

N川先生はとても穏やかな雰囲気であり、

よく通る声で優しく

説明は分かりやすく

時には厳しく(°□°;)

患者さんと接していらっしゃいました!

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そんな優しいながらも芯が強そうな先生の姿に、

しばしば憧れを抱いておりました。

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 内科に入院されている患者さんは

高齢の方や、生活習慣の改善が必要な方が多かったです (*_*)

疾患に対する治療はもちろんのこと、

退院後の生活についてもしっかりと考える必要があると実感しました(・_・;)

 

また、患者さんの性格や治療にどれだけ積極的かといったことも、

治療方針を立てるうえで重要なことであると思いました(・・;)!

 

そしてその際には、

『医師からの視点だけでなく、コメディカルの方々からの情報も非常に大切である』

と感じました!

 

S先生の総合内科外来 では、週2回実習させていただきました。

この総合内科外来…

本当に色んな患者さんにお会いしました。

そして体調が優れない中でも、

学生が一緒に診察することを快く許可して下さる方が多くて、本当に有難かったです。

 

いつも、初めは一人で問診や診察をさせていただき、

知識の無さ緊張からしどろもどろになることばかりでした(-_-;)

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しかしそんな学生に対して、先生だけではなく、

なんと患者さんもアドバイスを下さり、

最後には「頑張って!」

ありがたい励ましの言葉をいただきました(^O^)!

 

アドバイスを伺って、

自信が無いために患者さんを不安にさせ、

無駄な遠慮によってしっかりと問診や診察ができていない

ということに気づきました(^_^;)

 

自信の無さについては、

もっとしっかりと勉強しなくてはいけないと強く思いました。

この6週間で聴診や腹部診察などが上達したことはとても大きなことですヽ(´▽`)/

 

ですが、患者さんとどのように関わるかについて

最も考えることが多く、学ぶことも多かったです (。◠‿◠。)

 

自分の声のトー性格といったものを

急に変えることは簡単ではありません(-_-;)

 

それでも、

目の前の患者さんはどんな医師に診てもらいたいと思っているかを考え、それに合わせられることは

とても大切だと感じました (。◠‿◠。)

 

今回の実習は、どんな医師になりたいか

もう一度じっくり考える機会にもなりましたヽ(´▽`)/

 

病院スタッフの皆様、

患者さん、

一緒に実習した学生のTさんのおかげで

本当に素晴らしい6週間を過ごすことができました。

 

まずは国家試験に通るように勉強していきます (^O^)!

ありがとうございました!