症例基盤型学習会(看護部)、運営『三人娘』が振り返ってくれました!

もう19日

時間がたつのが早すぎ ! (^_^;)

 

さて南大阪病院では看護師さんへの卒後教育の一環として

毎年5月から2月にかけて”症例基盤型学習会(PBL)”

を開催してます (。◠‿◠。)

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すでに7年以上継続して開催!

 

運営は部署別勉強会委員会(看護部)から

毎回2-3名の 勉強会委員 が尽力(2か月単位で担当)してくださってます

縁の下の力持ち のおかげでスムースに開催

ありがとうヽ(´▽`)/

 

今年度の初回クールは?

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運営『三人娘』(5F病棟のKさん Oさん、7F病棟のSさん)

4テーマを選定

脱水症

胸痛

頭痛

意識障害

 

順調に予定をこなし

初回クールはあと1回を残すのみ (^O^)!

“せっかくだから学習会を運営する立場で振り返ってちょうだい!”

と『三人娘』にお願いしてみました(*_*)

 

『そんな!ブログの文章なんか書けませんわ(°□°;)』

『無理ですぅ (・・;)! 』

と言いつつ

 

な、なんと1週間で

ブログに載せる『ブツ』が届きました!

やることが早いねぇヽ(´▽`)/

 

では『3人娘』からいただいた振り返り内容を以下に掲載します!

 

他部署のスタッフと協力して学習会を運営するということが初めてでどうなるか心配でした。しかし、みなさん、てきぱきされておられ、当日参加人数が予想以上に多くなって設営が大変な時も、食堂から椅子を借りてくるなど臨機応変に対応して頂きました。何度も助けていただき救われました。

 

・今年度初めのPBLを担当し、何をテーマとするか過去の教材の中から選択するとき、どうしようか悩みました。悩んだ末、ついつい自分の興味あるものを選択してしまってました。

しかし、経験年数の少ない看護師の興味を惹き、また、どの部署でも比較的共通して学ぶ必要があるテーマを選んだ方が喜ばれるのでは?との意見を頂きました。

おかげさまで目的意識というか、そういう視点が運営側には大事だな、と気づかされました。

 

・今年度初めのPBL担当をさせていただくこととなり、

参加者が少ない場合、どのように参加を促せばよいか悩んじゃいました。

しかし、そんな心配は不要だったようで、5月は約30名ずつ、6月も20名を超える参加希望があり、ほっとしました。

 

・まず症例が提示され、皆でどこに問題があるか考えます。いつものように、S先生が次々と参加者に質問してゆかれます。業務終了後の勉強会!

皆さんお疲れでしょうが、ウトウトする暇なんてありません!

そして、とってもわかりやすい資料が皆さんの手元に配られます。知識を増やしつつ、視診・聴診・触診・打診など体を動かして実践しながら学ぶことで、看護に必要なスキルを体験することができます。参加者のアンケート回答からも、このフィジカルアセスメントの部分が大好評なことがわかりました。

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・勉強会委員はこれらがスムーズに進むように、お手伝いをさせていただいています。しかし、お手伝いという委員会活動をさせていただきながら、一緒に学ばせていただけるという、ラッキーなポジションでもあります。

 

・新人看護師にとって分かりやすく、ベテラン看護師さんも自分の経験を元に振り返ることのできる勉強会だと感じました。運営を担当したことで全部の講義を聴くことができてよかったです。

 

・S先生は、毎回毎回とっても楽しくて素敵な講義をしてくださいますので、今後も多くの方に参加してほしいです!そして、私自身PBLでの学びを患者さんの看護を通じてお返しできる看護師になりたいと思っております。

S先生、いつも、本当にありがとうございます!!

 

運営担当の丁寧な振り返り、ありがとうございました!

21日、初回クールの最終日、よろしくお願いします

ヽ(´▽`)/

 

外ポリ終了!医学生から振り返りをいただきました 番外編  「最後の医者は桜を見上げて君を想う」

市大医学部6回生 Tさん、Nさん 6週間の外ポリでしっかりと学ばれましたヽ(´▽`)/

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 将来自分が目指す方向医師としてのあり方

についてヒントをつかまれたようです (^O^)!

 来春の国家試験合格をお祈りします!

 

さて実習中、毎週末に学生さんと一緒に学んだことを振り返ってきました!

Nさんは『病棟、外来でも患者さんの想いを確認しないと治療に際してギャップが生じるなと実感した!』と振り返ってくれていました(*_*)

ある本を読んで自分の医療に対する洞察を深めておられたようです!

(以下Nさんのお話です!)

 

  私が同級生に勧められ、実習中に読んでいた小説についてご紹介します(^O^)!

「最後の医者は桜を見上げて君を想う」(二宮敦人 作)

という作品です。

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物語の舞台は、とある総合病院。

桐子という医師は「患者は死を選ぶ権利がある」という信念の持ち主。

余命が僅かの患者に対して、

「死を受け入れて、残りの日々を大切に生きる道もある」

と説く。

一方福原という医師は患者の命を救うことに執念を燃やしている。

「最後まで奇跡を信じて、生きることを諦めない」

と考えている。

対立した考えを持つ二人の医師と、残り僅かの余命である患者たちとの物語です。

 

余命が僅かであると知らされた状況において、

大きく分けると確かにこの二人の医師の考えのように道は分かれると思います。

でも、当たり前のことながら、選んだ道をどう過ごしていくのかは人によって違っています。

その人が何を大切に思い、その上で何をしたいと考えているのかによって違ってくると感じました(^_^;)

 

「死」というとても重たいテーマについて、

自分が医師、患者、あるいは家族のどの立場にいたらどのようにするだろうか

と考えさせられました。

 

そして特に自分が医師であれば、患者さんとどのように関わり、力になっていけるだろうかと考えました。

 

ここまで重たい話ではありませんが、実習中には

『患者さんが何を不安に感じ、どんな治療を望み、これから(例えば退院後は)どう過ごしたいかを考えることは大切だな』

と実感させられる機会が多くありました(~_~;)

 

相手の気持ちを想像し、どうすれば手助けできるか

をよく考える…

小説を読んだおかげで、実習の場でとても身近な難しい問題として感じることができました。

今後も自分なりの答えを探しつつ、患者さんの心に寄り添う医療ができる医師をめざしてまいります!

 

 

Nさん、ありがとう!

 わたしも、さっそく購入して読んでみました!

『死』という重いテーマをもとに、

治療についての患者さんの『自己決定権』について

改めて考える機会となりました。

 

ブログを読んでいただいているみなさまもご興味があれば読んでみてくださいね!

 

外ポリ終了!医学生から振り返りをいただきました(3)

(前回の市大6回生 Nさん の振り返りの続きです)

 

さて内科ではN川先生と共に

入院患者さんの診察、処置などをさせていただきました(^_^;)

N川先生はとても穏やかな雰囲気であり、

よく通る声で優しく

説明は分かりやすく

時には厳しく(°□°;)

患者さんと接していらっしゃいました!

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そんな優しいながらも芯が強そうな先生の姿に、

しばしば憧れを抱いておりました。

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 内科に入院されている患者さんは

高齢の方や、生活習慣の改善が必要な方が多かったです (*_*)

疾患に対する治療はもちろんのこと、

退院後の生活についてもしっかりと考える必要があると実感しました(・_・;)

 

また、患者さんの性格や治療にどれだけ積極的かといったことも、

治療方針を立てるうえで重要なことであると思いました(・・;)!

 

そしてその際には、

『医師からの視点だけでなく、コメディカルの方々からの情報も非常に大切である』

と感じました!

 

S先生の総合内科外来 では、週2回実習させていただきました。

この総合内科外来…

本当に色んな患者さんにお会いしました。

そして体調が優れない中でも、

学生が一緒に診察することを快く許可して下さる方が多くて、本当に有難かったです。

 

いつも、初めは一人で問診や診察をさせていただき、

知識の無さ緊張からしどろもどろになることばかりでした(-_-;)

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しかしそんな学生に対して、先生だけではなく、

なんと患者さんもアドバイスを下さり、

最後には「頑張って!」

ありがたい励ましの言葉をいただきました(^O^)!

 

アドバイスを伺って、

自信が無いために患者さんを不安にさせ、

無駄な遠慮によってしっかりと問診や診察ができていない

ということに気づきました(^_^;)

 

自信の無さについては、

もっとしっかりと勉強しなくてはいけないと強く思いました。

この6週間で聴診や腹部診察などが上達したことはとても大きなことですヽ(´▽`)/

 

ですが、患者さんとどのように関わるかについて

最も考えることが多く、学ぶことも多かったです (。◠‿◠。)

 

自分の声のトー性格といったものを

急に変えることは簡単ではありません(-_-;)

 

それでも、

目の前の患者さんはどんな医師に診てもらいたいと思っているかを考え、それに合わせられることは

とても大切だと感じました (。◠‿◠。)

 

今回の実習は、どんな医師になりたいか

もう一度じっくり考える機会にもなりましたヽ(´▽`)/

 

病院スタッフの皆様、

患者さん、

一緒に実習した学生のTさんのおかげで

本当に素晴らしい6週間を過ごすことができました。

 

まずは国家試験に通るように勉強していきます (^O^)!

ありがとうございました!

 

外ポリ終了!医学生から振り返りをいただきました(2)

前回、市大6回生Tさんに外ポリの6週間を振り返っていただきました!

今回のブログはもう一人の学生 Nさん振り返りだよ!

 

最初にわたしから 

実習病院選択 裏話を (^O^)!

実習開始後、Nさんに質問

わたし(以下 わ)なんで、南大阪病院を実習先として選んでくれたの (^_^;)”

Nさん ”先生、覚えておられないかもしれませんが、昨年の医学教育学会(大阪、高槻市)での市大総診の宴会で先生とお話させていただいたんです (*_*)”

わ ”えっと、あ、そういえば、市大の学生さん、何人か来てたね!同じテーブルににこにこした女の子がおったねぇ (°□°;) ”

Nさん あ、それ、私です ヽ(´▽`)/ 

わ ”Nさん、あん時の学生さんやったんや (・_・;) ”

Nさん ”はい、病院を選ぶことになったとき、外(そと)病院にどんな先生がおられるか分からなかったので悩んでました。それで一緒にお話ししたことのあるS先生がおられるこの病院にしようと思い立って選びました (*_*) ”

わ ”ほんま、宴会でNさんと出会っててよかった~! (^_^;)”

 

Tさんにも病院を選んだ理由を質問

TさんとNさんは音楽系の違うクラブで、

なぜか 同じ楽器を担当 しているお友達!

 

Tさん ”Nさんが希望に南大阪病院を書いていたので、『なんでその病院にするの?』って聞いたんです。知ってる先生がいるからって言ってました!Nさんは普段から熟慮して慎重に物事を決めるタイプなので、わたしも乗っかってみようと一緒についてきました”

 Nさん!一緒にTさんを連れてきてくれて本当にありがとう!

 

5月に市大スキルスシミュレーションセンター(SSC)で

管理人のT重さんに、

『NさんとTさんがうちに実習に来てる!』

とお伝えすると

 T重さん即答

 

”ああ、あの『お雛(ひな)さま』 みたいなふたりね!” 

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ほんまや!

『お雛さま』 みたい (°□°;)

 

 前置きがすごく長くなっちゃいました(^_^;) 

以下、内科および総合内科外来

Nさん6週間学んだことを振り返ってくれたお話です!

 

こんにちは!

何度かブログにちらっと登場させていただきました学生のNです。

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市大の選択型CCとして4月から南大阪病院で実習させていただきました。

この6週間、大学病院とは異なる環境下で様々な経験をし、

毎日が本当に充実しておりましたヽ(´▽`)/

 

内科病棟、総合内科外来、救急外来、勉強会、エコー実習など、

学ぶ機会をいくつも設けて下さりました (。◠‿◠。)

 

病院内で関わった方々は

どなたも学生をあたたかく迎え、

丁寧にご指導下さり、とても感謝致しております。

この場をお借りして、6週間を少し振り返らせていただきます(*_*)

 

初めに南大阪病院を実習先に選んだ理由について…

実習先選びに最も大きな影響を与えたのは、ブログ編集長のS先生です。

昨年の夏、市大総合診療科の懇親会(焼肉)で初めてS先生とお会いしました。

いざ実習先を選ぶ時期になり先生のことを思い出し、

「先生のように教育に熱心な方のもとで実習すればきっと良いに違いない  (。◠‿◠。)  」

と感じました。

実際、そのとき懇親会に参加した自分を褒めてやりたいくらいに、とても良い実習をさせていただきましたヽ(´▽`)/

 

正直、学生にとって先生方がたくさん参加される懇親会は少し緊張しますが、

どこにどんな縁があるかは分かりません!!

なので、そうした場に参加することもとても大切だと

改めて感じました(^O^)!

 

(前置きが長くなりすぎたので本編は次回、お楽しみに!)

外ポリ終了!医学生から振り返りをいただきました(1)

6週間の外ポリ(そとぽり)が終了して1週間!
南大阪病院で6週間実習されたおふたりの学生さんから
丁寧な振り返りをいただきましたヽ(´▽`)/
 
まずは循環器内科で実習されたTさんの振り返りから!
真摯に実習に取り組まれた彼女の想いがにじみ出る素敵な文章です(*_*)
実習を指導する側の私も、はるか昔、医師になったころの初心が甦ります!
それではTさんの振り返りをどうぞ!
 
初めまして(。◠‿◠。)

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5/26までの6週間南大阪病院で実習させていただいていました学生Tです。

S先生から『実習の最後にブログを1つ書いてくれへん?』

という依頼をさらっと引き受けてしまったものの

いざ書き始めるととても難しく少し後悔しています (^_^;)

S先生のように面白い記事は書けませんが、
6週間南大阪病院でどんな実習をしていたのかと、
そこで感じたことを素直に書きたいと思います。
 
まず1番思ったこと
病院の先生方はじめ、看護師さん、技師さん、MEさんなどコメディカルの方もみなさん本当に優しいということです(*_*)
 今大学病院に戻ってきているのですがそれを改めて感じています(笑)
 
私は循環器を6週間回らせていただいていました。
循環器の先生方には毎日たくさんのことを教えていただき、
たくさんの本を読ませていただき、
色んな経験をさせていただきました(^O^)!
 
1番印象に残っているのが心臓カテーテル検査・治療です。
大学ではほとんど見る機会がなかったのですが、清潔で入って近くで見せていただき、実際に触らせていただいたり、本当に貴重な経験をさせていただきました。
 
透視室の外から見ている時
先生の手技が速すぎ!
あっという間に終わっていきました (°□°;)???
 
実際に透視室の中で見るとカテーテル操作の手順が一つ一つよく分かり、
先生が”いかに速いか”もよく分かりました。
また先生方は簡単そうに操作されておられましたが、
いざ触ってみると全く思い通りに操作が出来ません(-_-;)
とても難しかったです
 
実習中はペースメーカーを含め色んなものを実際に触らせていただきました。
とても楽しい体験でしたヽ(´▽`)/
最終日にカテが冠状動脈に入った『あの感覚』は忘れられません!
 
エコーの検査では検査技師さんに教えていただきながら
実際にS先生に被検者になっていただいたり、
学生同士でエコーを当てあったりして勉強させていただきました。
心エコー、腹部エコーどちらも実施させていただいたのですが
腹部エコーをされるのは初めて!
想像以上にくすぐったくて辛かったです(~_~;)
心エコーは実際に患者さんでも検査させていただき、計測もじっくり教えていただけたので少しは慣れることが出来たと思います (*_*)
 
病棟でも先生と一緒に患者さんをみせていただき、実際に患者さんともお話させていただきました。
まだ学生なので研修医の先生のように患者さんに対して投薬などは出来ないのですが、
最終日に挨拶させていただいたとき、
「病院、暇やし来てくれて嬉しかったわあ。頑張ってね。」
と言っていただけたのが嬉しかったです (。◠‿◠。)
 
また、先生方の話の引き出しの豊富さには驚きました(°□°;)
「色んな患者さんがいるし、患者さんと色々話しようと思ったら色んなこと知っとかなあかんやろ」
という先生のお言葉が印象に残っています!
私もたくさんの引き出しを持った医師になりたいですヽ(´▽`)/
 
救急外来でも色んなものを見せていただき、たくさんのことをさせていただきました。
他科の先生方救急外来の看護師さん
「やってみる?」と声をかけてくださったり、
丁寧に指導してくださって、とてもいい経験をさせていただきました(*_*)
 
先生方も看護師さんも患者さんに関わる度に丁寧に声かけをされていました。
救急外来に来られている患者さんはみなさん不安や心配を持っておられるます。
患者さんへの声かけは本当に大切だと思いました(^_^;)
 
個性豊かな研修医の先生方ともたくさんお話が出来て楽しかったです。

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研修医室の一角を使わせていただいていたのですが
6週間本当に笑いの絶えない空間でした(*_*)
6週間いる間に本当に居心地の良い空間となっていたなあと感じます。

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最後に、
循環器の先生方、病棟の看護師さん
放射線科の看護師さん、MEさん、放射線技師さん
救外でお会いした他科の先生方、看護師さん
エコー室の検査技師さん
研修医の先生方
関わらせていただいた患者様
本当にみなさんにお世話になりました。
ありがとうございましたヽ(´▽`)/
そして実習に関することすべてをサポートしてくださったS先生、
本当にありがとうございました。
 
6週間本当に充実した毎日でした。
南大阪病院で実習出来て本当に良かったと思います (。◠‿◠。)
また研修医、医師として戻ってこれるように頑張ります!!
 
ありがとうございました!

看護学校1年生の質問に答えちゃいます! 微生物学編(5) 消毒と滅菌

南大阪看護専門学校1年生

微生物学の授業も全15回中7回終了

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6回目の授業アンケートの回答数35

例年になく多めです

さらにアンケートの回答時期も変化

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『なぜ早く回答する』ことに目覚めたのか?

社会人としての自覚が芽生えてきたのかな!

学生の成長ぶりを想像しポジティブな気持ちになりました (^O^)!

 

さっそく質問!

なんで回答が一斉に1日早くなったん?

生徒たち ”学校行事のキャンプに行ってみんなで泊まってました

 

なーんや (~_~;)

 

今年の1年生は授業中”元気”な印象を受けます (^O^)!

わたし(以下 わ) ”オプソニン効果が期待できる細胞はどんな役割を果たしてくれるのかな? O坊さん、何だったかな?

O坊さん    (プリントをごそごそ)

 ”えーっと、、あ、貪食(どんしょく)です”

わ ”OK! じゃあ貪食担当の代表的な細胞2つ、言ってちょうだい

O坊さん ”えっと、マクロファージと 『こうきゅうちゅう』

(なんか変! という空気が流れ、笑い声が広がりました)

わ ”『こうきゅうちゅう』? ちょっとちゃうぞ! もう一度言ってみて!

O坊さん ”『こうきゅうちゅう』?”(ちょっと焦り気味)

わ ”ちゃうちゃう、『こうちゅうきゅう(好中球)』やで!はい、繰り返して!

O坊さん ”『こうきゅうちゅう』、あ、えーっと、『こうちゅうきゅう』

わ ”大事だからしっかりと覚えとこうね、ブログに使わせてもらうね!

 

前の方へ移動!

別の生徒に繰り返し質問!

 

わ ”貪食する細胞を2種類言ってみよう! さあなんだったかな?

別の生徒 (自信たっぷり)

 ”はい、マクロファージとこうきゅうちゅう』です

わ ”(絶句)” 

 

どひゃー、間違った用語がすりこまれちゃったぜ(°□°;)

 

微生物が侵入したときに貪食(どんしょく)して排除してくれる

好中球(こうちゅうきゅう)とマクロファージ

 

しっかり覚えてね!

 さてブログでの回答希望の質問を2ついただきました

質問ありがとう!

 

Q1 消毒と滅菌の違いをもう1度詳しく教えてください。

A1 看護師の基本的な知識として微生物からの感染を予防するためにとても大事!

『滅菌(めっきん)』

たとえば手術に用いる器具への細菌の付着は許されません!

非生物体(手術器具、ガーゼなど)に対して実施

すべての微生物を殺滅します!

高圧蒸気滅菌(オートクレーブ)やガス滅菌

『芽胞(がほう)』も死滅させることができます (^O^)!

 

『消毒(しょうどく)』

滅菌よりは緩やか、普通の細菌を死滅させる方法!

『芽胞(がほう)』は消毒では殺せないこともある

ので注意してね (~_~;) 

を使った方法

熱湯でグラグラ煮る煮沸消毒(30分)や牛乳の低温殺菌(60~70℃ 30~60分)

殺菌消毒液をもちいる方法

手指、粘膜、環境、医療器具、排泄物などを処理します

教科書p153 表9-1は重要!!

 

 『除菌(じょきん)』

ろ過や洗浄で、病原体を除去すること!

必ずしも死滅させるものじゃない!

 

Q2 先日おたふくの予防接種の説明を受けました。その時に実際におたふくにかかって抗体を作る人もいるよといわれました。その時は学校に登校しても問題はないのですか?全く関係の無いはなしですが、ぜひ回答して欲しいです!

 

A2 前回5月23日でも関連質問をいただきました。

『おたふくかぜ』(流行性耳下腺炎 ムンプス)

は悩ましいねぇ

症状のでない不顕性(ふけんせい)感染が30%前後

知らない間に感染した人も抗体検査で陽性!

minamiedu2016.hatenablog.com

文部科学省は以下の指針を策定してます!

おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)で顎が腫れた場合

5日経過するまでは出席停止

 

不顕性感染で顎が腫れる症状がなければ

登校を見送る判断は難しいのが現実です!

 

知らず知らずのうちに感染を拡げてしまう可能性あり (~_~;)

 

患者さんと接する機会の多い医療従事者は、病気から自分を守る以外に、まわりに病気を拡げてしまうリスクを予防接種(ワクチン)で下げる必要があります。

 

みんな病院実習にゆくまえにしっかりと予防接種をうけようね (^O^)!

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http://www.mext.go.jp/a_menu/kenko/hoken/__icsFiles/afieldfile/2013/05/15/1334054_01.pdf

 

 

研修1か月 心に残った出来事トップ3 研修医よもやま話

4月から、はやくも2か月!

忙しいなか、Rinちゃんが循環器内科で

一か月と少しの間に経験した自らの体験を振り返ってくれました

ありがとう!

 (以下Rinちゃんのおはなしです!)

 

こんにちは!研修医のRです。

この病院に勤務し一か月ちょい過ぎました

日々、色んな経験をさせていただいています(*’▽’)

ここ一か月で鮮明に記憶にのこった話Top3をお示しします(^_^;)

 

3位

研修医だと右も左もわからないことばかりです (~_~;)

教えていただいている指導医、上級医の先生方はすごい!

何でも知っておられ、手技もさっとこなされます

とても尊敬しています

 

循環器内科では心臓カテーテル検査が大きな研修項目です

『血液』が飛び交う状況 

血まみれになっちゃいます!

 

院内を運動靴で走り回っていると

U先生からうれしいプレゼントをいただきました

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靴(洗浄OK)!!

とてもうれしかった!

毎日大事にはかせていただいてます(*’▽’)

 

2位

北加賀屋駅にむかって歩いているとき

なんと前の人が倒れました (°□°;)

『こけたのか?』(心の中)

全然立ち上がらないぞ!

様子をうかがってみると体動はありました!

通りがかった女性が『救急車呼びましょうか』と声をかけてくれました

 

心の中でおもったこと

『意識は鮮明』だし、『指示に従う』し、『脈もふれる』

超緊急ではなさそう(^_^;)

 

『はたして救急車呼んでもいいのかな?』と思いつつ

『呼んでください』とお願いしました、、

女性の方から電話を引き継ぎ救急の管制官に状況を伝えました!

 

ここで『GCS何点、JCS何点』と言えればかっこよかったんでしょうが、

初めてのことで頭は真っ白 (~_~;)

見た状況をそのまま伝えました。

 

ABCDと状態は悪くなく回復体位で傷病者の状態を観察

まもなく救急車が到着

救急隊員に感謝されホッとしました(*’▽’)

 

1位

夕方、研修医室でくつろいでいるとピッチ(PHS)が鳴りました!

 

『救外に来てください』のことでした。

行ってみると循環器の先生が勢ぞろいしていまして (^_^;)

心電図波形がVT(心室性頻拍)の患者さんが、、、

(*脈が触れる心室性頻拍で心停止ではありません)

 

ええええと心の中で思っていると、

U部長が『こっちへおいで!今から電気ショックをかけるぞ!』

除細動器のパッドを渡してくださりました (°□°;)

『パッドを胸につけて!安全確認!放電して!』

と丁寧に教えていただき電気ショックを実施

 

電気ショックの反動で患者さんの体が飛び跳ねました

びっくり!

電気ショックが終わり『脈を確認して』といわれ脈を触れてみました

(脈がある!!)

 

あります!!

と大きな声で報告しました

心電図も洞調律に!!

感動しました(*’▽’)

 

以上ここに勤務して一か月間の間に印象に残ったランキングTop3でした。

これからも精進努力してまいります(*’▽’)